特許
J-GLOBAL ID:200903092695805524

ローカルエリアネットワークにおける監視制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-245019
公開番号(公開出願番号):特開平10-093601
出願日: 1996年09月17日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 LANにおける監視制御方式に関し、各従ノードにおけるクロック選択処理、ノード内状態把握処理に要する時間を、極力短縮することを目的とする。【解決手段】 主ノード(100)と従ノード(200)とを二重環状伝送路(3000.3001) により接続する通信網において、各従ノードが、受信ディジタル信号からクロック抽出不能障害検出を伝送路障害下流通知手段(201)で下流側の従ノードに伝達し、また自ノードのクロックの同期状態をクロック同期下流通知手段(202)で下流側の従ノードに伝達し、上流側の従ノードから伝達された障害検出情報、クロック同期情報をクロック同期制御手段(203)で分析して自ノードのクロック同期を制御し、また自ノードの運転状態をノード運転状態通知手段(204)で主ノードに通知し、また自ノードと上流ノードの番号をノード配列通知手段(205)で主ノードに通知し、更に伝送系切替手段(206)で主ノードから受信する指令の正常性を判定して使用する伝送系の切替えを制御する様に構成する。
請求項(抜粋):
通信網の監視・制御を司る一乃至複数の主ノードと、それぞれ通信回線を収容する一乃至複数の従ノードとを、所定フレーム型式のディジタル信号を互いに逆方向に伝送する二重化された環状の伝送路により接続し、前記各従ノードが、前記各伝送路から到着する前記ディジタル信号から抽出したクロック信号の何れか一方を選択し、自従ノード内のクロック信号を選出した前記クロック信号に同期させる通信網において、前記各従ノードに、前記各伝送路を経由して上流側に隣接される主ノードまたは従ノードから伝送されるディジタル信号がクロック抽出不能となった障害を検出した場合に、該ディジタル信号の障害検出を通知する情報を、前記各伝送路に送信するフレームの予め定められた領域に格納し、前記各伝送路を経由して下流側に隣接される従ノードに伝達する伝送路障害下流通知手段と、前記伝送路を経由して上流側に隣接される従ノードから伝達される前記フレームから前記ディジタル信号途絶検出通知情報を抽出した場合に、該ディジタル信号途絶検出通知情報を参考として、自ノード内のクロック信号を同期させるクロック信号を選択するクロック同期制御手段とを設けることを特徴とするローカルエリアネットワークにおける監視制御方式。

前のページに戻る