特許
J-GLOBAL ID:200903092701366074
締め付けローラ式ラチェット送り機構
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-585563
公開番号(公開出願番号):特表2002-531782
出願日: 1999年11月06日
公開日(公表日): 2002年09月24日
要約:
【要約】本発明は、その駆動エレメント(10)が旋回レバー(3)の操作によって、休止の出発位置から互いに逆の方向に変位可能である締め付けローラ式ラチェット送り機構(1)に関する。更に被駆動エレメント(連結リング15)が設けられており、この被駆動エレメントは駆動エレメント(10)と共に、互いに向き合った締め付け面により、互いに逆の方向に先細になっているくさび形の締め付けギャップ(37,38)を形成している。これらの締め付けギャップ(37,38)内には締め付けローラ(39)が配置されており、これらの締め付けローラは、駆動エレメント(10)が出発位置にある場合に、第1の定置のストッパ(舌状部42)により、締め付け面との締め付け係合を外された状態に保たれている。本発明によれば、駆動エレメント(10)が、互いに逆の方向に回動可能な2つの駆動部分(13,14)を有しており、これらの駆動部分は、駆動エレメント(10)が出発位置にある場合に、いずれも定置に支えられており、その際旋回レバー(3)は一方の変位せしめられる方向では一方の駆動部分(13)を、かつ他方の変位せしめられる方向では他方の駆動部分(14)を形状結合で連行するようにすることが、提案される。
請求項(抜粋):
休止の出発位置から旋回レバー(3)の操作によって互いに逆の方向に変位可能である駆動エレメント(10)と、少なくとも1つの被駆動エレメント(連結リング15)とを備えている締め付けローラ式ラチェット送り機構(1)であって、両方のエレメントは互いに向き合う締め付け面により、互いに逆の方向に先細になっているくさび形の締め付けギャップ(37,38)を形成しており、これらの締め付けギャップ内には締め付けローラ(39)が配置されており、これらの締め付けローラは、駆動エレメント(10)が出発位置にある場合に、第1の定置のストッパ(舌状部42)により、締め付け面との締め付け係合から外された状態に保たれている形式のものにおいて、駆動エレメント(10)が、互いに逆の方向に回動可能な2つの駆動部分(13,14)を有しており、これらの駆動部分は、駆動エレメント(10)が出発位置にある場合に、いずれも定置に支えられており、その際旋回レバー(3)は一方の変位せしめられる方向では一方の駆動部分(13)を、かつ他方の変位せしめられる方向では他方の駆動部分(14)を形状結合で連行することを特徴とする、締め付けローラ式ラチェット送り機構。
IPC (2件):
FI (4件):
F16D 41/08 Z
, F16D 41/06 B
, F16D 41/06 D
, F16D 41/06 E
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