特許
J-GLOBAL ID:200903092701439659

ステンレス粉末の焼結方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-022721
公開番号(公開出願番号):特開平5-222482
出願日: 1992年02月07日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 ステンレスを素材とした時計部品等の装飾用焼結部品を金属粉末の射出成形技術を用いて製造する際に、時計部品等の装飾部品に必要とされる鏡面のピンホール、曇、傷のない美しい外観が得られる。【構成】 成形体を1200°C以下の真空中で熱処理する工程と、800°C〜1200°Cでメタン、メタン+アルゴン、プロパン、プロパン+アルゴン、ブタン、ブタン+アルゴンなどの混合ガス中で熱処理する工程と、1100°C以上で水素、アルゴン雰囲気中で熱処理する工程とからなる焼結方法。【効果】 焼結密度7.8(溶製材密度に対し98%)と高くでき、切断面の組織は,表面から0.3mmの深さまで酸化物がないので、焼結を阻害することがなく、鏡面研磨した外観においてもピンホール、曇、傷等を生じない美しい鏡面外観が得られ、さらに塩水、人工汗に対して通常の溶製材と同様の耐食性が得られるという効果がある。
請求項(抜粋):
ステンレス粉末に有機物のバインダーを添加した後射出成形を行ない、成形体の脱バインダー、焼結により部品を製造する焼結方法において、脱バインダー後真空中で1200°C以下で熱処理をし、800°C〜1200°Cで、メタン、メタンとアルゴン混合ガス、プロパン、プロパンとアルゴン混合ガス、ブタンまたはブタンとアルゴン混合ガスの雰囲気にて熱処理をして、1100°C以上で水素、アルゴンの雰囲気にて熱処理をすることを特徴とするステンレス粉末の焼結方法。
IPC (3件):
C22C 33/02 ,  B22F 1/00 ,  B22F 3/10

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