特許
J-GLOBAL ID:200903092709911985

ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-103666
公開番号(公開出願番号):特開2000-291701
出願日: 1999年04月12日
公開日(公表日): 2000年10月20日
要約:
【要約】【課題】構造が簡単で相対移動させられる複数の部材の相対位置の固定状態と可変状態とを容易に切り換え得るブレーキ装置を提供する。【解決手段】ブレーキ動作部材50は、ブレーキ・バー54の側面58に対向して配置された挟圧面60をそれぞれ有する一対の挟圧部62、62を備えると共に、その挟圧部62が板ばね部64を介して連結部66に連続させられることにより各々の挟圧面60が側面58に接近する方向に弾性的に変位可能に構成され、更に、挟圧部62の傾斜外壁面68がハウジング48の一対の傾斜内壁面56に摺接させられた状態にある。ブレーキ動作部材50がコイルばね72の付勢力に従って上方に移動させられると、挟圧部62がその傾斜内壁面56から押圧されることによりブレーキ・バー54を挟持する制動状態となる。反対に、プッシャ・ピンで押圧されることによりブレーキ動作部材50が下方に移動させられると挟圧部62でブレーキ・バー54が挟持されない解放状態となる。
請求項(抜粋):
所定の第1方向に沿って相対移動させられる第1部材および第2部材の間に備えられてそれらの相対位置を固定する制動状態とその相対位置を可変にする解放状態との間で作動させられるブレーキ装置であって、前記第1方向に沿って伸びる一対の被挟圧面を備えて前記第1部材に設けられたブレーキ・バーと、前記第1方向と交差する第2方向に向かうに従って相互間隔が小さくなる略相対向する一対の傾斜内壁面を備え、前記ブレーキ・バー上に略跨がった状態で前記第2部材に固定されたハウジングと、前記被挟圧面に対向する挟圧面と前記ハウジングの傾斜内壁面に摺接する傾斜外壁面とをそれぞれ備える一対の挟圧部、一端部においてそれら一対の挟圧部にそれぞれ連続し且つその一端部が相互に接近する方向に弾性的に曲げ変形可能な一対の板ばね部、およびそれら一対の板ばね部をそれらの他端部において相互に連結する連結部を備え、前記第2方向に略沿った方向に相対移動可能に前記ハウジングの内側に配置されたブレーキ動作部材と、そのブレーキ動作部材を前記ハウジングに対して前記第2方向に略沿った一方向に相対移動するようにその一方向に付勢する一対のばねとを、含むことを特徴とするブレーキ装置。
IPC (2件):
F16D 63/00 ,  B23Q 3/06 304
FI (2件):
F16D 63/00 L ,  B23Q 3/06 304 Z
Fターム (10件):
3C016AA01 ,  3C016CA07 ,  3C016CB06 ,  3C016CC02 ,  3C016CD01 ,  3J058AB25 ,  3J058BA62 ,  3J058CC12 ,  3J058CC77 ,  3J058FA32

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