特許
J-GLOBAL ID:200903092710170980
膨張弁
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-041193
公開番号(公開出願番号):特開平6-281296
出願日: 1993年03月02日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 冷凍サイクルにおいて、低負荷時に圧縮機への潤滑油の還流量を確保できるように冷媒流量を適切に調節する。【構成】 膨張弁本体6内に、凝縮器2と連通してこの凝縮器2にて凝縮された液冷媒が導入される液冷媒通路8と、前記液冷媒通路8に対して膨張オリフィス10を介して連通し、このオリフィス10にて断熱膨張された冷媒を蒸発器5に供給する霧状冷媒通路9とを設ける。前記両通路8、9間に前記膨張オリフィス10と連通する弁室7を形成し、この弁室7内には、前記膨張オリフィス10を開閉する弁体21を設ける。更に、前記弁室7内には、上下動可能なスプール12を設けるとともに、スプール12により弁体21を支持する。そして、低負荷時に液冷媒の高圧圧力が低下すると、スプール12が下方に移動して弁体12が開放動作される。
請求項(抜粋):
圧縮機、凝縮器、および蒸発器とともに冷凍サイクルを構成する膨張弁であって、前記膨張弁の外枠を形成する膨張弁本体と、前記膨張弁本体内に形成され、前記凝縮器と連通してこの凝縮器にて凝縮した冷媒が導入される入口冷媒通路と、前記膨張弁本体内に形成され、前記入口冷媒通路より導入された冷媒を断熱膨張させる流路絞り部と、前記膨張弁本体内に形成され、前記流路絞り部にて断熱膨張された冷媒を前記蒸発器に供給する出口冷媒通路と、前記流路絞り部を開閉する弁体と、前記蒸発器出口の冷媒の温度に応じて前記弁体の開度を制御するようにした制御機構と、前記流路絞り部上流の高圧側冷媒の圧力が導入される圧力室とを備えており、前記高圧冷媒の圧力の低下につれて、前記弁体が開く方向に力を受けるように、前記圧力室は前記制御機構に前記高圧側冷媒の圧力を作用させることを特徴とする膨張弁。
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