特許
J-GLOBAL ID:200903092717024823
亜鉛触媒存在下でのシランによるカルボニル化合物の還元
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-549080
公開番号(公開出願番号):特表2002-503259
出願日: 1999年02月25日
公開日(公表日): 2002年01月29日
要約:
【要約】本発明の課題は、アルデヒド、ケトン、エステルまたはラクトンのクラスに属する基質のカルボニル基を還元して、アルコールを合成する方法であり、この場合、基質はカルボニル基以外の不飽和基を含有していてよく、ここでa)単量体であって水素化物でない、活性亜鉛化合物の触媒量の存在下に、該カルボニル基質を有効量のシラン、有利にPMHS、と反応させてシロキサンを形成し、b)このようにして得たシロキサンを塩基性剤で加水分解してアルコールにし、c)必要であれば、得られたアルコールを分離精製することから成る。この触媒活性を有する化合物は、通常、オリゴマーまたはポリマーの亜鉛前駆化合物と錯化剤との反応により獲得される。
請求項(抜粋):
a)カルボニル基質を、単量体であって水素化物でない、活性亜鉛化合物の触媒量の存在下に、有効量のシラン化合物と反応させてシロキサンを形成し、b)得たシロキサンを塩基性剤で加水分解してアルコールにし、c)必要であれば、得られたアルコールを分離精製するから成る、アルデヒド、ケトン、エステルまたはラクトンのクラスに属する基質に含まれるカルボニル基、ただし基質はカルボニル基とは別の不飽和基を含有していてよい、を還元してアルコールを製造する方法。
IPC (15件):
C07C 29/14
, B01J 31/22
, C07C 29/143
, C07C 29/147
, C07C 31/125
, C07C 33/02
, C07C 53/126
, C07C 63/06
, C07C211/09
, C07C215/08
, C07D213/16
, C07D213/22
, C07D295/02
, C07B 61/00 300
, C07F 3/06
FI (15件):
C07C 29/14
, B01J 31/22 Z
, C07C 29/143
, C07C 29/147
, C07C 31/125
, C07C 33/02
, C07C 53/126
, C07C 63/06
, C07C211/09
, C07C215/08
, C07D213/16
, C07D213/22
, C07D295/02 Z
, C07B 61/00 300
, C07F 3/06
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (5件)
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Bull. Chem. Soc. Jpn., 1980, Vol.53, p.1366-1371
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J. Organomet. Chem., 1993, Vol.461, p.5-7
-
J. Org. Chem., 1990, Vol.55, p.4168-4175
-
Chemical Abstracts, 1991, 115:104649c
-
J. Org. Chem., 1994, Vol.59, p.217-221
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