特許
J-GLOBAL ID:200903092725637184

酢化反応の反応開始方法及び反応装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鍬田 充生 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-048183
公開番号(公開出願番号):特開平9-216901
出願日: 1996年02月08日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 セルロースの酢化反応において、酢化剤および反応溶媒を多量に用いることなく、反応を均一に進行させる。【解決手段】 酸性触媒の存在下、反応系の気相成分を反応系外に留去しつつセルロースを酢化剤により減圧下に酢化してセルロースアセテートを製造する方法において、反応溶媒を含浸させたセルロースに、酸性触媒と酢化剤とを混合して添加し、反応を開始させる。セルロース添加前の酸性触媒と酢化剤の接触時間は10分程度以下であり、反応開始温度は20〜70°C程度である。反応装置は、酢化反応器と、酢化反応器に供給する酸性触媒と無水酢酸とを混合するラインミキサなどの混合手段と、反応系を減圧にするための減圧手段と、反応系の気相成分を凝縮させる凝縮手段とを有する。
請求項(抜粋):
酸性触媒の存在下、反応系の気相成分を反応系外に留去しつつセルロースを酢化剤により減圧下に酢化してセルロースアセテートを製造する方法において、反応溶媒を含浸させたセルロースに、酸性触媒と酢化剤とを混合して添加し、反応を開始させる酢化反応の反応開始方法。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特公平2-005761
審査官引用 (1件)
  • 特公平2-005761

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