特許
J-GLOBAL ID:200903092728939238
車両用油圧式無段変速機
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-137847
公開番号(公開出願番号):特開平10-311421
出願日: 1997年05月12日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 車両用油圧式無段変速機において、急ブレーキ操作により車輪ロックが生じるような場合に、エンジンストールが生じる。【解決手段】 車両用油圧式無段変速機が、油圧ポンプの一方のポートと油圧モータの一方のポートを繋ぐ第1油路および油圧ポンプの他方のポートと油圧モータの他方のポートを繋ぐ第2油路から構成される油圧閉回路と、第1および第2油路内の油圧をそれぞれ制御する第1および第2油圧制御手段と、ブレーキ作動検出手段と、車両の減速状態検出手段とを備えて構成される。ブレーキの作動が検出され、且つ車両の減速度が基準減速度より大きいときに、第1もしくは第2油圧制御手段により、第1および第2油路のうちの高圧側の油路内の油圧を低圧側の油路内の油圧よりも高い所定低油圧まで低下させる。この所定低油圧をエンジンの回転数に対応し、エンジン回転が高いほど低くなる値に設定する。
請求項(抜粋):
少なくともいずれか一方が可変容量型の油圧ポンプおよび油圧モータからなり、エンジンにより駆動された前記油圧ポンプの吐出油により前記油圧モータを駆動し、前記油圧モータにより車両を駆動する車両用油圧式無段変速機において、前記油圧ポンプの一方のポートと前記油圧モータの一方のポートを繋ぐ第1油路および前記油圧ポンプの他方のポートと前記油圧モータの他方のポートを繋ぐ第2油路から構成される油圧閉回路と、前記第1油路内の油圧を制御する第1油圧制御手段と、前記第2油路内の油圧を制御する第2油圧制御手段と、ブレーキの作動を検出するブレーキ作動検出手段と、車両の減速状態を検出する減速状態検出手段とを備え、前記ブレーキ作動検出手段によりブレーキの作動が検出され、且つ前記減速状態検出手段により検出された車両の減速度が基準減速度より大きいときに、前記第1もしくは第2油圧制御手段により、前記第1油路および前記第2油路のうちの高圧側の油路内の油圧を低圧側の油路内の油圧よりも高い所定低油圧まで低下させる制御が行われ、この所定低油圧は前記エンジンの回転数に対応し、エンジン回転が高いほど低くなる値に設定されることを特徴とする車両用油圧式無段変速機。
IPC (7件):
F16H 61/40
, F16H 47/04
, F16H 61/02
, F16H 59:08
, F16H 59:42
, F16H 59:44
, F16H 59:54
FI (3件):
F16H 61/40 L
, F16H 47/04 D
, F16H 61/02
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