特許
J-GLOBAL ID:200903092731428198

左右輪独立駆動車の駆動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-333543
公開番号(公開出願番号):特開平8-168112
出願日: 1994年12月15日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、駆動輪毎に駆動源を具備する自動車、特に少なくとも前輪を駆動する自動車において、旋回途中に異常が発生して左右輪のうち一方の駆動力が停止されると、他の駆動輪にかかる駆動力を制御して自動車の挙動変化を抑止し、自動車の安定性の向上、強いては安全性の向上を図ることを目的とする。【構成】 自動車の旋回時に旋回方向外輪側の前輪の駆動源が駆動不能に陥ると、旋回方向内輪側の前輪に対する駆動力を徐々に低下させていき、所定時間経過後には駆動力の供給を停止させ、自動車の旋回時に旋回方向内輪側の前輪の駆動源が駆動不能に陥ると、旋回方向外輪側の前輪に対する駆動力の供給を直ちに停止させるようにした。
請求項(抜粋):
車体の左右前方に各々配置される駆動輪と、前記駆動輪の各々に対応して設けられ、前記駆動輪へ伝達すべき駆動力を発生する駆動源と、前記駆動源に対して、運転者の操作に応じた駆動力を発生させる指令値を出力する駆動力制御手段とを有する左右輪独立駆動車の駆動力制御装置であり、旋回方向を判定する旋回方向判定部と、前記各駆動源を監視し、駆動不能に陥った駆動源を検出する駆動源監視部と、前記駆動源監視部が左右の駆動源のうち一方の駆動源の駆動不能を検出すると、前記旋回方向判定部が判定した旋回方向に基づき前記駆動不能な駆動源が旋回方向外輪側であるか、あるいは旋回方向内輪側であるかを判別する異常駆動源判別部とを設け、前記駆動力制御手段は、前記異常駆動源判別部が旋回方向外輪側駆動源の駆動不能を判定した場合には、旋回方向内輪側駆動源の駆動力を徐々に減少させていき、所定時間経過後には前記旋回方向内輪側駆動源の駆動力を停止させるよう、又前記異常駆動源判別部が旋回方向内輪側駆動源の駆動不能を判定した場合には、旋回方向外輪側駆動源の駆動力を直ちに停止させるよう指令値を出力することを特徴とする左右輪独立駆動車の駆動力制御装置。
IPC (2件):
B60L 15/20 ,  B60K 17/356

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