特許
J-GLOBAL ID:200903092737329566

コギングトルクを低減可能な同期電動機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-298992
公開番号(公開出願番号):特開平5-137304
出願日: 1991年11月14日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】 自然数倍スロット構造を有する同期電動機において、磁極数及びスロット数を変えることなくコギングトルクの大きさを低減可能とする。【構成】 この同期電動機のロータ16は、出力軸10を中心に放射状に配置される複数の永久磁石12と、これらの永久磁石12の間に周方向へ配設されてそれぞれに磁極を形成する複数のヨーク14とを備える。各ヨーク14は、空隙部を介してステータ20に対向する所定アーク形状の外周面22を有する。ステータ20は、磁極数の自然数倍の個数を有するスロット18を備える。ロータ16は、厚さの異なる2種類の永久磁石12a,12bを周方向へ1個ずつ交互に配置して備える。これにより、ヨーク14の外周面22の各頂点24は、ロータ16の周方向へ等間隔な標準配置からステータ20のスロットピッチ角度の1/4だけ相互に接近方向及び離反方向へ、かつ交互に接近及び離反するように配置される。
請求項(抜粋):
出力軸を中心に放射状に配置される複数の永久磁石と、これらの永久磁石の間に周方向へ配設されてそれぞれに磁極を形成し、かつ空隙部を介してステータに対向する所定アーク形状に膨出した周面を有する複数のヨークとを備えたロータ、及び該ロータの前記ヨーク周面に対向し、前記磁極数の自然数倍の個数を有する巻線設置用のスロットを備えたステータを具備した同期電動機において、前記ロータは、前記所定アーク形状を有した前記複数のヨーク周面の頂点が、前記ロータの周方向に等間隔に列設された標準配置に対し前記ステータのスロットのピッチ角度の1/4だけ相互に接近方向及び離反方向へ、かつ交互に接近及び離反する配置関係を有するように、前記複数のヨークを配設するヨーク位置決め手段を備え、前記スロットに起因した前記空隙部における磁束の乱れを回転方向に分散させる構成としたことを特徴とする同期電動機。
IPC (2件):
H02K 21/14 ,  H02K 1/27 501
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-178949
  • 特開昭63-178750

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