特許
J-GLOBAL ID:200903092740536483

液体シンチレータなどの廃液回収方法、及び、廃液回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-159758
公開番号(公開出願番号):特開平9-015390
出願日: 1995年05月22日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】 測定後のバイアル瓶中より液体シンチレータなどの廃液を自動的に回収するとともに、バイアル瓶を洗浄して回収する廃液回収方法と廃液回収装置の提供。【構成】 測定済のバイアル瓶1のキャップ1aを可動用アーム26のチャック機構29により挟持し、瓶本体1bを瓶固定用のチャック機構31により挟持し、キャップ1aを可動用アーム26により自動的に取り外すとともに、チャック機構31の正転あるいは逆転によりバイアル瓶1の開口部を上方あるいは下方となるようにし、バイアル瓶1中の放射性汚染物である有機廃液などの液体シンチレータを取り出して回収し、浄化処理機構36によりバイアル瓶1内の浄化処理を行う。
請求項(抜粋):
バイアル瓶中に密封された液体シンチレータなどの廃液を取り出し回収する方法において、パレット内に起立セットされている測定済のバイアル瓶のキャップ外周を可動用アーム部のチャック機構により固定的に挟持し、バイアル瓶をパレット内より取り出し宙吊り状態で移動する工程と、宙吊り状態にあるバイアル瓶の瓶本体を瓶固定用チャック機構により挟持して固定的に起立支持するとともに、可動用アーム部を回転させつつ上昇させてキャップを瓶本体より取り外し回収する工程と、瓶固定用チャック機構を逆転させてバイアル瓶をその開口部が下向きとなる倒立状態とし、液体シンチレータなどの廃液を滴下させて回収し、かつバイアル瓶内を下向きの開口部を介して浄化処理する工程と、瓶固定用チャック機構を正転させてバイアル瓶をその開口部が上向きとなるように戻し、可動用アーム部のチャック機構によりバイアル瓶の開口部外周を固定的に挟持するとともに、瓶固定用チャック機構による瓶本体の挟持状態を解除し、可動用アーム部により宙吊り状態とされたバイアル瓶をパレットの当初のセット位置に戻す工程と、上記の各工程を繰り返して総てのバイアル瓶が再びパレットの当初のセット位置に戻された後にそのパレットをパレット搬出室に移送する工程とを有することを特徴とする液体シンチレータなどの廃液回収方法。
IPC (2件):
G21F 9/20 ,  G01T 1/204
FI (2件):
G21F 9/20 ,  G01T 1/204 Z

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