特許
J-GLOBAL ID:200903092753020397

くし型フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三俣 弘文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-151181
公開番号(公開出願番号):特開平6-252605
出願日: 1992年05月20日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 小型、軽量のくし型フィルターを提供する。【構成】 くし形共振空洞フィルター構造を折り返し、電気的に互いに直列に接続している二つの隣接したチャンバを設けた。この二つのチャンバは中央の板の一方の端面にあるスロットによって二つに仕切られ、一つの共振空洞としての作用する。各チャンバーには前記の折り返された共振空洞内に帯域通過フィルタ作用を生じさせるために共振空洞全体に関係するくし形共振器が含まれている。前記のフィルタ構造の入力は前記の共振空洞の一方の端に接続されているサーキュレータのポートを通じて送られ、出力は前記のサーキュレータの別のポートから取り出される。前記共振空洞の他の端面は前記共振空洞の特性インピーダンスに終端されており、それによって全構造が高性能のノッチフィルターとして作動することができる。
請求項(抜粋):
隣接して配置された第一のマイクロ波チャンバ(721)および第二のマイクロ波チャンバ(722)を有するくし型フィルタにおいて、前記チャンバは、前記第一及び第二のマイクロ波チャンバの外部導電境界を規定するため、第一と第二のマイクロ波チャンバ間の共通板状導電部材(606)と、それぞれが実質的にチャネル断面を持ち、前記の共通導電板状部材にその縦の境界を接合された、第一と第二の導電部材(601、602)と、前記第一と第二のマイクロ波チャンバを囲うため、実質的にチャネル断面を持つ、前記第一と第二の導電部材の対向する端面に結合された、第一と第二の導電エンドプレート(625)と、前記共通板状導電部材は、前記外部導電境界よりも短く、それによって前記の共通板上導電部材と前記の第一の導電エンドプレート間にスロット(図9のS)を設け、それによって、前記第一及び第二のマイクロ波チャンバは、単一の共振空洞を形成し、前記の第一および第二のマイクロ波チャンバ内に、それぞれ前記の第一および第二の導電部材の側壁にマウントされた複数の共振ロッド(711)と、前記の共振ロッドはそれぞれ前記の実質的にチャネル断面を持つ第一および第二の導電部材の対向する側壁間の距離よりも短く、前記共振ロッドは、前記の共通導電板状部材および前記の実質的にチャネル断面を持つ第一および第二の導電部材と共に、規定された周波数バンド内のマイクロ波信号を通す働きをするフィルタユニットを形成し、それぞれ前記の第二のエンドプレート上にマウントされた、入力同軸コネクタ(507)と出力同軸コネクタ(508)と、前記入力同軸コネクタはマイクロ波信号エネルギーを前記のマイクロ波チャンバへ結合するため、前記の第一のマイクロ波チャンバと電気的に相互作用し、前記の出力同軸コネクタは前記の第二のマイクロ波チャンバからのマイクロ波信号エネルギーを受け取るために前記の第二のマイクロ波チャンバと相互作用する、を有することを特徴とするくし型フィルタ。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭56-075720
  • 特開昭53-090741
  • 特開昭47-028844
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