特許
J-GLOBAL ID:200903092762173945

アンテナの指向特性測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-203232
公開番号(公開出願番号):特開平5-026931
出願日: 1991年07月19日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】 人手に頼らず自動的にアンテナの指向特性を測定することのできる装置を提供する。【構成】 固定装置1に測定対象のアンテナAを保持させ、ロボット3のアーム2の先端に、特性の分かっている標準アンテナBを保持させる。制御装置4によりロボットアーム2を制御して、アンテナBを、アンテナAを中心にした円弧軌跡Fに沿って移動させる。同時にアンテナBをアンテナAを指向するよう姿勢制御する。そして、ロボット制御装置4にて、アンテナAとアンテナBの対向角度を算出する。同時にアンテナAから一定出力の電波を送信してアンテナBで受信し、送受信電波のレベル差を制御装置5で算出する。算出した結果は、ロボット制御装置4により、対向角度とレベル差の関係としてプロッタ駆動信号に変換され、プロッタ6により表示出力される。
請求項(抜粋):
第1のアンテナを一定の姿勢で保持する固定装置と、この固定装置に対向配置され、第2のアンテナをアームの先端に保持するロボットと、このロボットのアームの先端を、上記固定装置に保持された第1のアンテナを中心とする円弧軌跡に沿って移動させ、かつアーム先端に保持された第2のアンテナを第1のアンテナを指向する姿勢に制御するロボット制御手段と、上記第1のアンテナと第2のアンテナの対向角度を算出する手段と、上記第1のアンテナと第2のアンテナのうちの一方から一定出力レベルの電波を送信する送信制御手段と、他方のアンテナで上記電波を受信し、受信した電波のレベルと上記送信時の電波のレベルの差を演算する手段と、該手段で演算されたレベル差と上記対向角度算出手段の演算した対向角度との関係を表示する手段と、を有し、上記第1のアンテナと第2のアンテナのうちの一方を予め特性の知られた標準アンテナとし、他方を測定対象のアンテナとしたことを特徴とするアンテナの指向特性測定装置。

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