特許
J-GLOBAL ID:200903092765157118

映像信号処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-066292
公開番号(公開出願番号):特開平8-265708
出願日: 1995年03月24日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【構成】 液晶表示装置などで用いられ、インターレース方式の入力映像信号S1を順次走査方式の出力映像信号S14に変換する映像信号処理装置1において、縦続接続されたフィールドメモリM1,M2,M3を設け、M1の出力S2とM3の出力S4とから、レベル差検出器2は同一画素のフレーム間のレベル差を検出し、レベル比較器3は閾値V1またはV2以上で切換スイッチSW2をM1側に導通し、閾値未満でM2側に導通する。SW2からの出力はラインメモリM4で1水平走査周期の半周期だけずれて出力され、したがって信号S14は、動き有のときにはM1からの出力となり、動き無のときにはM1,M2からの出力となる。本発明では、前記レベル比較器3における閾値を、前フレームの判定結果から、切換スイッチSW1によってV1とV2とに切換えて与える。【効果】 レベル差が閾値付近で発生する不規則なちらつきを防止することができる。
請求項(抜粋):
映像信号源から供給されるインターレース方式の映像信号を順次走査方式の映像信号に変換する映像信号処理方法において、相互に縦続接続される第1、第2および第3のフィールドメモリによって、それぞれ入力されている映像信号の各水平走査ラインの1フィールド以前の対応する水平走査ラインの映像信号を1水平走査周期の前半の半周期で出力し、前記第1および第3のフィールドメモリからの映像信号の相互に対応する画素の信号レベルを比較し、レベル差が予め定める閾値以上であるときには動き有と判定して切換手段を介して前記第1または第2のフィールドメモリのいずれか一方側からの映像信号を出力し、前記レベル差が前記閾値未満であるときには動き無と判定して切換手段によって前記第1または第2のフィールドメモリからの映像信号を1ライン分ずつ交互に出力し、前記切換手段からの映像信号を1水平走査周期の半周期だけ遅延し、前記第1または第2のフィールドメモリのうちの前記一方側からの映像信号に前記遅延した映像信号を加算して出力し、かつ、前記判定の結果が、動き無から動き有に切換わったときには前記閾値を小さくし、動き有から動き無に切換わったときには前記閾値を大きくすることを特徴とする映像信号処理方法。
IPC (4件):
H04N 7/01 ,  G02F 1/133 505 ,  G09G 3/36 ,  H04N 5/66 102
FI (4件):
H04N 7/01 G ,  G02F 1/133 505 ,  G09G 3/36 ,  H04N 5/66 102 B

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