特許
J-GLOBAL ID:200903092775373765

車両用ブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-037998
公開番号(公開出願番号):特開2007-216774
出願日: 2006年02月15日
公開日(公表日): 2007年08月30日
要約:
【課題】制動初期の応答性を向上できるようにしつつ、モータでの消費電力量の低下が図れるようにする。【解決手段】各ポンプ7〜10の吐出したブレーキ液量が無効消費液量分に達して直ぐに第1、第2モータ11、12に供給する電流を目標W/C圧に相当する電流値に変えるのではなく、それを延長する。具体的には、その延長時間T2を各ポンプ7〜10の吐出したブレーキ液量が無効消費液量分に達する時間T1の時点での目標W/C圧の大きさに基づいて設定する。これにより、できるだけ制動初期の応答性を向上させることができる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
ドライバによって操作されるブレーキ操作部材(1)と、 前記ブレーキ操作部材の操作量を検出する操作量センサ(2)と、 2つの前輪(FR、FL)それぞれに対応して設けられた前輪用第1、第2ホイールシリンダ(6FR、6FL)、および、2つの後輪(RL、RR)それぞれに対応して設けられた後輪用第1、第2ホイールシリンダ(6RL、6RR)と、 ブレーキ液を貯留しているリザーバ(3f)と、 前記リザーバと前記前輪用第1、第2および前記後輪用第1、第2ホイールシリンダをつなぎ、前記前輪用第1、第2および前記後輪用第1、第2ホイールシリンダそれぞれに接続されるように4つに分岐された主管路(C、G、G1〜G4)と、 前記主管路のうち4つに分岐された部位(G1〜G4)それぞれに対して1つずつ配置され、前記リザーバに貯留されたブレーキ液を吸入・吐出して、前記前輪用第1、第2および後輪用第1、第2ホイールシリンダそれぞれを加圧する第1〜第4ポンプ(7〜10)と、 前記第1、第2ポンプ(7、8)により加圧される系統を第1配管系統として、該第1配管系統に備えられた前記第1、第2ポンプを駆動するための第1モータ(11)と、 前記第3、第4ポンプ(9、10)により加圧される系統を第2配管系統として、該第2配管系統に備えられた前記第3、第4ポンプを駆動するための第2モータ(12)と、 前記第1〜第4ポンプに並列的に配置され、前記リザーバへブレーキ液を返流する管路となる第1〜第4調圧回路(H1〜H4)と、 前記第1〜第4調圧回路にそれぞれ対応して配置された第1〜第4リニア弁(SLFR、SLRL、SLFL、SLRR)と、 前記操作量センサの検出信号に基づいて、前記第1〜第4リニア弁および前記第1、第2モータを駆動し、前記操作量センサに基づいて前記ブレーキ操作部材が操作されたことを検出したときを制動開始時として、該制動開始時から前記第1、第2モータに流す電流値を最大値としたのち、該電流値を前記操作量センサにて検出された操作量に対応する目標ホイールシリンダ圧に応じた値に可変させる制御手段(100)と、を備えた車両用ブレーキ制御装置であって、 前記制御手段は、 前記制動開始時からの経過時間をカウントするとタイマ手段(100d)と、 前記タイマ手段にて前記第1〜第4ポンプでのブレーキ液の吐出量が実際のホイールシリンダ圧を発生させるまでにかかる無効消費液量分に達するまでに掛かる時間(T1)の経過がカウントされた時点において、前記操作量センサにて検出された操作量に対応する目標ホイールシリンダ圧に基づいて、前記第1、第2モータに流す電流値を最大値のまま維持する延長時間(T2)を求める延長時間演算手段(140)と、を有していることを特徴とする車両用ブレーキ制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/00 ,  B60T 8/17
FI (2件):
B60T8/00 Z ,  B60T8/17 B
Fターム (14件):
3D046BB00 ,  3D046CC02 ,  3D046EE01 ,  3D046HH02 ,  3D046HH16 ,  3D046JJ02 ,  3D046JJ16 ,  3D046JJ24 ,  3D046KK11 ,  3D046LL00 ,  3D046LL02 ,  3D046LL06 ,  3D046LL23 ,  3D046LL37
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 制動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-009827   出願人:株式会社ユニシアジェックス
  • ブレ-キ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-040288   出願人:株式会社デンソー
  • 車両用液圧ブレーキシステムの制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-093215   出願人:住友電工ブレーキシステムズ株式会社
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