特許
J-GLOBAL ID:200903092776324644

ソフトウェア保護システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-009228
公開番号(公開出願番号):特開平7-219762
出願日: 1994年01月31日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】 パッケージソフトまたはネットワークにより配送されたソフトのコピーを防止しつつ、任意の実行器での実行が容易な方法を提供する。【構成】 システムは、ユーザが保持しソフトウェアを格納する第1の装置とこれを実行する第2の装置、およびソフト配送センターからなる。第1の装置は、ソフト鍵KAで暗号化された暗号化ソフトウェアEAを格納するソフト記録部4と、ソフト鍵KAを格納するソフト実行鍵格納部5を備える。ソフト実行鍵格納部5はチップなどのコピーが困難な領域に実現する。パッケージソフトの場合は、暗号化ソフトEAとソフト鍵KAを含んだ第1の装置をパッケージとする。ネットワークによる配送では、第2の装置用に暗号化された暗号化ソフト鍵を、第2の装置固有の秘密情報を用いて復号し、第1の装置に格納する。ソフト実行時には、第2の装置は第1の装置からソフト鍵を獲得し、これを用いてソフトの復号を行なう。
請求項(抜粋):
ソフトウェアを格納する第1の装置と、所定の識別子を有し前記ソフトウェアを実行する第2の装置と、ソフトを配送するソフト配送センターとを備え、ユーザは前記第1の装置と前記第2の装置を保持し、前記第2の装置を用いて前記ソフト配送センターからソフトウェアを獲得したり、また前記第1の装置を前記第2の装置に装着してソフトウェアを実行するソフトウェア保護システムであって、前記第1の装置は、ソフトウェアを格納するソフト記録部と、そのソフトウェアを実行するために必要なソフト実行鍵を格納するソフト実行鍵格納部と、前記第2の装置とデータのやり取りを行なう第1のインタフェース部とを備え、前記第2の装置は、前記第1の装置とデータのやり取りを行なう第2のインタフェース部と、前記第1の装置から得た前記ソフト実行鍵を用いて、前記第1の装置の前記ソフト記録部に格納されているソフトウェアを実行する実行部と、前記第2の装置の前記識別子に対応した固有の秘密情報を格納する秘密情報格納部と、前記ソフト配送センターとデータのやり取りを行なう第3のインタフェース部と、前記第3のインタフェース部を介して前記ソフト配送センターより獲得した暗号化ソフト実行鍵を、前記秘密情報を用いて復号して前記第2、第1のインタフェース部を介して、前記第1の装置内の前記ソフト実行鍵格納部に格納するソフト実行鍵復号部とを備え、前記ソフト配送センターは、前記第2の装置とデータのやり取りを行ない、前記ソフト実行鍵を前記識別子を持つ第2の装置用に暗号化し、得た暗号化ソフト実行鍵を前記第2の装置に配送し、前記第1の装置におけるソフト実行鍵格納部と前記第2の装置における秘密情報格納部は、ユーザが観察したり変更、複製できない領域に設定されているソフトウェア保護システム。
IPC (4件):
G06F 9/06 550 ,  G06F 3/06 304 ,  G06F 12/14 320 ,  G09C 1/00

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