特許
J-GLOBAL ID:200903092778081587
希土類ボンド磁石とその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-059524
公開番号(公開出願番号):特開平6-251919
出願日: 1993年02月23日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 iHcと(BH)maxを向上させ、5kG以上の残留磁束密度Brを有し安定した工業生産が可能なFe3P型Fe-V-B-R系またはFe-V-B-R-M系磁石の製造方法の確立とハードフェライト磁石に匹敵するコストパフォーマンスを有する高性能ボンド磁石を安価に提供すること。【構成】 希土類元素の含有量が少ない特定組成のFe-V-B-R(Nd,Pr)系あるいはFe-V-B-R(Nd,Pr)-M(Al,Si)系合金溶湯を超急冷法にて実質的に90%以上をアモルファス組織となし、Fe3B相が析出する温度から1〜15°C/分で昇温した後、620〜750°Cで10秒〜6時間保持する熱処理を施して、Fe3P型結晶構造相を有するFe3B相を主相として特定量のNd2Fe14B型結晶構造相を有する構成相が同一粉末粒子中に共存し、特定の結晶粒径を有する平均粒径の粉末を樹脂にて結合する希土類ボンド磁石を得る。
請求項(抜粋):
組成式をFe100-x-y-zVxByRz (但しRはPrまたはNdの1種または2種)と表し、組成範囲を限定する記号x、y、zが下記値を満足し、体心正方晶Fe3P型結晶構造を有する鉄を主成分とするホウ化物相と、Nd2Fe14B型結晶構造を有する構成相とが同一粉末粒子中に共存し、各構成相の平均結晶粒径が5nm〜100nmの範囲にあり、平均粒径が3μm〜500μmである粉末を樹脂にて結合したことを特徴とする希土類ボンド磁石。0.01≦x≦10at%16≦y≦22at%3≦z≦5.5at%
IPC (3件):
H01F 1/08
, H01F 1/053
, H01F 7/02
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