特許

J-GLOBAL ID：200903092779306361

圧電定数測定方法及び同方法を用いる圧電定数測定装置並びに同装置用サンプルセットユニット

発明者： 石川 賢司 ,  符 徳勝 ,  鈴木 久男
出願人/特許権者： 鈴木 久男 ,  株式会社日本フェロ・テクノロジー
代理人 (1件)： 石井 光正
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-391728
公開番号（公開出願番号）：特開2003-194864
出願日： 2001年12月25日
公開日（公表日）： 2003年07月09日
要約：

【要約】【課題】 時間領域で測定可能な圧電測定方法と装置を提供する。【解決手段】 測定方法は、重りを載せ又は取除く際に圧電材料に生じる電荷を積分回路で測定し、測定値と荷重変化量とを関数とする第一の計算式を演算して圧電定数を得、その値を圧電定数と時間とを座標軸とするグラフ上に点線状に表す。第一の計算式の演算結果を指数則に従う第二の計算式及び所定のパラメータを用いて演算し、その演算結果を圧電定数と時間を座標軸とするグラフ上に実線で表すも良い。測定装置は、サンプル載置台、重りを載せるスライダ、負荷又は除荷によりサンプルに生じる電荷を取出す電極を有するサンプルセットユニットと、発生電流を電圧に変換する積分回路と、電圧値と荷重変化量を関数とする第一の計算式を用いて圧電定数を求め、その結果を圧電定数と時間を座標軸とするグラフ上の座標データを作成する演算処理装置とからなる。

請求項（抜粋）：

圧電材料に重りを載せ又はその重りを取除くことにより前記圧電材料に生じる電流を積分回路により電圧に変換し、その電圧値と前記重りの荷重変化量とを関数とする第一の計算式を演算して圧電定数を求め、その演算結果を圧電定数と時間とを座標軸とするグラフ上に点線状に表すことを特徴とする圧電定数測定方法。