特許
J-GLOBAL ID:200903092786571330

ポケット取付け部を製作するための方法及び縫製装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-179113
公開番号(公開出願番号):特開平6-170071
出願日: 1993年07月20日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 コーナー切り込みを行うコーナーカッターの自動的な角度調節を達成する方法及び縫製装置を提供する。【構成】 本方法及び縫製装置は、雨ぶたを有するポケット取付け部を製作するためのものである。準備ステーション50において、加工片47が載せられ、挟み板41,42によって捕らえられ、続いて縫製位置51へ、その後切断位置52へ搬送させられる。双針式ミシン3によって縫製する前に、雨ぶたのエッジの角度に関する情報を有する測定量が制御装置23に供給される。測定量に依存して、制御装置23は切断ステーション51に設けられたコーナーカッター69,79の角度調節を自動的に行う。
請求項(抜粋):
準備ステーション(50)で第1の縫製材料部分(44)の上に布片(45)が位置決めされ、そしてその上に第2の縫製材料部分(46)が位置決めされ、縫製材料部分(44,45,46)が一緒に縫製位置(51)へ運ばれ、軸線(A)に対して平行に延びる縫い目(124,125)によって縫い合わせられ、この場合、縫い目(124,125)が境界点(G,H,I,K)を備え、第2の縫製材料部分(46)が軸線(A)に対して角度(W1,W2)をなして延びるエッジ(133,134)を備え、第1の縫製材料部分(44)と布片(45)に、縫い目(124,125)の間を延びる縦方向切り込み(136)が形成され、縫製材料部分(44,45,46)が切断位置(52)へ搬送され、この切断位置において、可変の角度位置を有するコーナー切り込み(126,127)が第1の縫製材料部分(44)と布片(45)で行われ、この場合コーナー切り込み(126,127)が辺(128,129;130,131)を限定する終点(P,Q;R,S)を備えている、縫製装置を使用してポケット取付け部を製作するための方法において、コーナー切り込み(126,127)を行う前に、第2の縫製材料部分(46)のエッジ(133,134)の少なくとも一つを、制御装置(23)に接続されたセンサ装置(20;21;147)によって検出し、エッジ(133;134)の検出後、センサ装置(20;21;147)が測定量を制御装置(23)に供給し、測定量によって第2の縫製材料部分(46)の角度(W1;W2)が求められ、第2の縫製材料部分(46)の検出されたエッジ(133;134)に所属するコーナーカッター(69;70)のためのアクチュエータ(77;96)が、制御装置(23)から信号を受取り、この信号により、コーナー切り込み(126;127)の終点(P,Q;R,S)が縫い目(124,125)の境界点(G,I;H,K)に対して平行に延びるように、コーナーカッター(69;70)が回転させられることを特徴とする方法。

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