特許
J-GLOBAL ID:200903092787446687

音像定位制御ヘッドホン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-319005
公開番号(公開出願番号):特開2002-135898
出願日: 2000年10月19日
公開日(公表日): 2002年05月10日
要約:
【要約】【課題】 所定位置に設置したスピーカから再生する音響特性をヘッドホンで再現する音像定位制御ヘッドホンに関し、個人差やヘッドホン装着状態によって音像定位制御効果が左右されず、良好な効果を得る。【解決手段】 RAMが音像定位制御を実現する係数をFIRフィルタに設定し、FIRフィルタは入力信号をその係数で信号処理してヘッドホンに出力する。その再生音がヘッドホン内に取り付けられたマイクロホンで検出される。一方、目標特性フィルタには所望の音響特性を実現する係数が設定されており、またFxフィルタにはヘッドホンのスピーカからマイクロホン間の伝達特性を実現する係数が設定されており、それぞれ入力信号と信号処理される。減算器でマイクロホンの出力信号から目標特性フィルタの出力信号が減算され、LMS演算器に入力され、減算器の出力信号とFxフィルタの出力信号からFIRフィルタの係数更新を実行する。
請求項(抜粋):
入力信号を信号処理して音像定位制御を行うデジタルフィルタと、前記入力信号を信号処理する目標特性フィルタと、前記入力信号を信号処理する伝達関数補正器と、前記デジタルフィルタの出力を再生するヘッドホンと、前記ヘッドホンに取り付けられたマイクロホンと、前記マイクロホンの出力から前記目標特性フィルタの出力を減算する減算器と、前記伝達関数補正器からの出力と前記減算器からの出力により、前記減算器からの出力信号を最小とするように前記デジタルフィルタの係数を更新する係数更新器から構成され、前記目標特性フィルタは、音像定位目標である音源から受聴者の耳元までの伝達関数を係数として近似しており、前記伝達関数補正器は、前記ヘッドホンと前記マイクロホン間の伝達関数を係数として近似していることを特徴とする音像定位制御ヘッドホン。
IPC (3件):
H04S 1/00 ,  H04R 5/027 ,  H04R 5/033
FI (3件):
H04S 1/00 L ,  H04R 5/027 A ,  H04R 5/033 Z
Fターム (4件):
5D011AB12 ,  5D011AC02 ,  5D062AA73 ,  5D062AA74

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