特許
J-GLOBAL ID:200903092789700866

ポンプ場

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-235955
公開番号(公開出願番号):特開平11-081438
出願日: 1997年09月01日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 1対のポンプ井に押し流される水およびスカム、し渣、沈砂などの分流量を均等にして、下流側のポンプ井に設置されているポンプの負担が大きくなる欠点を解消し、かつスカム、し渣、沈砂などの掃流力を高めて、これらが残留するのを防止する。【解決手段】 流入水路1の底面にスカム、し渣、沈砂などが堆積した場合、たとえば、主水路1の上流に設置されているゲートを閉成して貯水したのち、ゲートを開成して大量の水を急激に主水路1に放流させるフラッシュにより、流入水路1の全幅Wを流下させ、分割台部13上流端の導水面13Aに干渉する流れは、第3傾斜面16と第2傾斜面15の協働によって加速しかつスムーズに横連通路5で分流してポンプ井内3に導入し、分割台部13上流端の導水面13Aに干渉しない幅狭部1Aの流れは、第1傾斜面14によって加速して横連通路4に分流してポンプ井2内に導入する。
請求項(抜粋):
流入水路の下流端部の幅方向側方に対応して該流入水路の流れ方向の間隔を有して2つ以上のポンプ井が構築され、これらポンプ井それぞれの前記流入水路側の入口と該流入水路とを各別に連通させる2つ以上の横連通路が前記間隔を有して設けられているとともに、これら横連通路で分流されて前記入口を通って前記2つ以上のポンプ井内に各別に流入した水を、各ポンプ井のそれぞれに設置したポンプの運転により排水するように構成したポンプ場において、前記流れ方向上流側の横連通路から流れ方向下流側の横連通路に至る前記流入水路を幅狭にするとともに、上流端に前記流れ方向上流側の横連通路への導水面を立設した分割台部が設けられ、前記幅狭の流入水路の底面に上流側から下流側に向かって下がり勾配に傾斜する第1傾斜面が形成され、前記流れ方向上流側の横連通路の少なくとも前記流入水路方向の延長線上で前記導水面の下端までのびる流入水路の底面および前記導水面の下端とを前記流れ方向上流側の横連通路の入口に向かって下がり勾配に傾斜する第2傾斜面によって形成し、この第2傾斜面の上流側隣接位置に、該第2傾斜面に向かって下がり勾配に傾斜する第3傾斜面が前記流入水路の底面に形成されていることを特徴とするポンプ場。

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