特許
J-GLOBAL ID:200903092798478106

耐震架構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-087964
公開番号(公開出願番号):特開平9-279894
出願日: 1996年04月10日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 大地震に対しても安全性の高い、強度および十分な靱性を有する耐震架構を提供する。【解決手段】 四隅をピン接合して構面内で四角形を構成する変位吸収装置4を柱梁架構の中央部に配置する。4本の筋違3の一端を前記柱梁架構の隅角部に他端を変位吸収装置4に接続する。変位吸収装置4は4枚の帯板状の鋼板5をピン接合によりボックス状に連結し、内側を中空としてある。地震等で構造物が振動変形する際、変位吸収装置4が四角形状を維持した状態で自由に変形し、4本の筋違3に引張力を発生させる構成となっており、架構として高い靱性が得られる。
請求項(抜粋):
四角形の柱梁架構の中央部に、四隅をピン接合して構面内で四角形を構成し内側を中空とした変位吸収装置を配置し、4本の筋違を一端を前記柱梁架構の隅角部に他端を前記変位吸収装置に接続して構面内でX字形状に配置し、前記柱梁架構の変形について前記変位吸収装置の変形により前記筋違に圧縮方向の軸力が生じないようにしたことを特徴とする耐震架構。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-318629

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