特許
J-GLOBAL ID:200903092802052801

画像符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-187012
公開番号(公開出願番号):特開平5-014739
出願日: 1991年07月02日
公開日(公表日): 1993年01月22日
要約:
【要約】【構成】 ブロック化回路12は、画像データを空間配置におけるn×n個を1ブロックとするブロックに分割する。DCT回路13は、各ブロックの画像データをDCTして変換係数を算出する。量子化器Qm は、互いに異なる量子化幅を有し、変換係数をそれぞれ量子化する。領域決定回路14eは、変換係数Cijの絶対値に基づいて所定の閾値以上の変換係数が含まれる領域を検出する。制御回路14fは、その領域の変換係数を他の領域の変換係数よりも小さな量子化幅で量子化するように量子化器Qm を制御する。【効果】 レベルが高い重要な係数に対して量子化歪みを小さく抑えるとができ、良好な画質を得ることができる。また、従来の装置に比して、複数のブロックからなる処理単位のデータ量をより小さなステップで精度良く所定のデータ量以下に抑えることが可能となる。
請求項(抜粋):
画像データを空間配置におけるn×n個を1ブロックとするブロックに分割するブロック化手段と、該ブロック化手段からの各ブロックの画像データを余弦関数を用いて直交変換して変換係数を算出する離散余弦変換手段と、該離散余弦変換手段からの変換係数を量子化して量子化データを形成し、該量子化データを出力する量子化手段と、上記離散余弦変換手段からの変換係数の絶対値を少なくとも1つの閾値と比較する比較手段と、該比較手段の比較結果に基づいて上記閾値以上の変換係数が含まれる最大の行番号と最大の列番号をそれぞれ検出し、該検出された行番号と列番号で分割される少なくとも2つの領域において、上記閾値以上の変換係数が含まれる領域をより小さな量子化幅で変換係数を量子化するように上記量子化手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする画像符号化装置。
IPC (4件):
H04N 1/41 ,  G06F 15/66 330 ,  H04N 7/133 ,  H03M 7/30

前のページに戻る