特許
J-GLOBAL ID:200903092803913916

燃料電池発電装置の生成水回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-244481
公開番号(公開出願番号):特開平10-092455
出願日: 1996年09月17日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】発電負荷の変動に伴い供給されるガス流量が変動しても、所要の生成水が過不足なく回収され、かつ、回収に用いる冷却水が適度の温水に加熱されて取り出され、有効に活用されるものとする。【解決手段】空気極オフガスと燃焼排ガスを導入して冷却し、回収水を生成し排ガスを放出する熱交換器3、熱交換器3に通水する冷却水の流量を調整する流量調整弁4、排ガスの温度を検出する温度計5、熱交換器3の温度を設定する温度設定器7、ならびに温度計5の検出信号と温度設定器7設定信号を受けて流量調整弁4に弁開度制御信号を送る温度調整器6とにより生成水回収装置9を構成し、流量計8A,8B,8Cからの燃焼空気、原燃料、反応空気の流量信号を温度設定器7に送って、これをもとに熱交換器3の温度を設定する。
請求項(抜粋):
原燃料と水蒸気との混合ガスを水素リッチな改質ガスに改質する改質器と、改質ガスを燃料極に導入し反応空気を空気極に導入して電気化学反応により発電する燃料電池本体とを備えた燃料電池発電装置に用いられる生成水回収装置で、燃焼空気と燃料極から排出される燃料極オフガスを燃焼させて改質器の加熱に用いたのち排出される燃焼排ガスと、空気極から排出される空気極オフガスとを導入し、外部より供給される冷却水の配管系と熱交換させて冷却し、含まれる生成水を凝縮させて回収し、排ガスを排出する熱交換器を備えた生成水回収装置において、前記の冷却水の配管系を流れる冷却水流量を調整する流量調整弁と、排ガスの温度を測定する温度検出手段と、排ガスの温度を設定する温度設定器と、温度検出手段の検出信号を入力し、検出温度が温度設定器により設定された温度に制御されるよう流量調整弁に弁開度制御信号を出力する温度調節器を備えたことを特徴とする燃料電池発電装置の生成水回収装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-359871
  • 燃料電池発電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-033787   出願人:富士電機株式会社

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