特許
J-GLOBAL ID:200903092811043653

チャージポンプ回路およびそれを備えた位相同期回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-074896
公開番号(公開出願番号):特開平9-266443
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 寄生容量に蓄積された電荷をキャンセルすることにより、寄生容量(浮遊容量)の影響をなくすようにしたチャージポンプ回路を提供する。【解決手段】 主電流制御部70は、上昇指示信号UPおよび下降指示信号DNに応答して、寄生容量C1 ,C2 に起因してスパイク状の過電流部が前縁部で重畳されたパルス状の主制御電流Ip'を流出/流入する。主電流制御部70とループフィルタ20との間に接続された過電流キャンセル部80は、上昇指示信号UPおよび下降指示信号DNに応答して、主制御電流Ip'からスパイク状の過電流部をキャンセルして、平坦なパルス状の修正した制御電流Ip を出力端子63から/にループフィルタ20に/から流出/流入する。
請求項(抜粋):
位相同期回路に使用されるチャージポンプ回路であって、位相周波数検出器から供給されるパルス状の上昇指示信号に応答して、出力端子からループフィルタへ制御電流を流出して該ループフィルタを構成するコンデンサに電荷を充電し、前記位相周波数検出器から供給されるパルス状の下降指示信号に応答して、前記ループフィルタから前記出力端子に制御電流を流入して前記コンデンサに蓄えられた電荷を放電するチャージポンプ回路において、前記上昇指示信号および前記下降指示信号に応答して、寄生容量に起因してスパイク状の過電流部が前縁部で重畳されたパルス状の主制御電流を流出/流入する主電流制御部と、該主電流制御部と前記出力端子との間に接続され、前記上昇指示信号および前記下降指示信号に応答して、前記主制御電流から前記スパイク状の過電流部をキャンセルして、平坦なパルス状の修正した制御電流を前記出力端子から/に前記ループフィルタに/から流出/流入する過電流キャンセル部とを備えたことを特徴とするチャージポンプ回路。
IPC (2件):
H03L 7/093 ,  H02M 3/07
FI (2件):
H03L 7/08 E ,  H02M 3/07

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