特許

J-GLOBAL ID：200903092811724170

積層型燃料電池

発明者： 安間 富男 ,  村松 恭行
出願人/特許権者： ヤマハ発動機株式会社
代理人 (1件)： 山下 亮一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-103903
公開番号（公開出願番号）：特開平5-283092
出願日： 1992年03月31日
公開日（公表日）： 1993年10月29日
要約：

【要約】【目的】 電解液の補給時期を適確に判定することができる積層型燃料電池を提供すること。【構成】 複数の単セル2A〜2Gを積層して成る積層型燃料電池1において、任意の単セル2B,2Fをモニターセルとして選定し、該モニターセル2B,2Fをリン酸(電解液)の飛散による性能低下が他の単セル2A,2C,2D,2E,2Gに比べて早い時点で生じるよう構成し、該モニターセル2B,2Fの出力電圧を検出する電圧計(検出手段)V1,V2を設けるとともに、同モニターセル2B,2Fを他の単セル2A,2C,2D,2E,2Gから電気的に切り離し可能に構成する。モニターセル2B,2Fの出力電圧が所定値以下に低下した時点でリン酸を補給すれば、この時点では他の単セル2A,2C,2D,2E,2Gについては少なくともリン酸の飛散が進み過ぎていることがないため、燃料電池1の出力電圧の回復に時間がかかったりすることがない。

請求項（抜粋）：

複数の単セルを積層して成る積層型燃料電池において、任意の単セルをモニターセルとして選定し、該モニターセルを電解液の飛散による性能低下が他の単セルに比べて早い時点で生じるよう構成し、該モニターセルの出力電圧を検出する検出手段を設けるとともに、同モニターセルを他の単セルから電気的に切り離し可能に構成したことを特徴とする積層型燃料電池。