特許
J-GLOBAL ID:200903092830924644

回転図柄表示体の図柄絵付け方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-036171
公開番号(公開出願番号):特開平7-265514
出願日: 1992年02月03日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 鮮明で適正な図柄を有する良質な回転図柄表示体を、安価に量産する。【構成】 繰出しローラ18から図柄フィルムFを引出し、図柄表示部6の始端を、駆動ローラ12の上方の所定位置に位置決めする。駆動ローラ12にリング体Rをセットし、該リング体Rの基準となるインデックス4の中心位置を前記図柄表示部6の始端に対して下方で整一させる。熱圧ローラ15の押圧マット16を、図柄フィルムFの上からリング体R外周に圧接すると共に、セットローラ12を回転駆動する。セットローラ12の回転に伴って、熱圧ローラ15により図柄表示部6がリング体R外周に加熱圧接される。この結果、リング体Rの外周に、図柄表示部6がきれいに転写される。
請求項(抜粋):
母材(5)の片側面に所定帯状サイズの1本分単位の図柄表示部(6)を所定間隔で剥離可能に印刷形成して、その裏面に熱融着性の接着面(7)を付与した連続帯状の図柄フィルム(F)の定長給送と、回転図柄表示体(D)の素材であるリング体(R)の1回転とに基いて、リング体(R)外周に図柄表示部(6)を転写する方法にあって、フィルム繰出し部(18)から母材巻取り部(21)の間に設定された転写基準位置に対して、図柄フィルム(F)における図柄表示部(6)の始端が整合した検出条件で給送開始可能とするフィルム定長給送開始工程と、図柄フィルム(F)の給送ラインに臨み、前記転写基準位置を始点として1回転毎に回転停止し得るセットローラ(12)に対して、前記リング体(R)を位置決めセットしてその外周の一端と図柄表示部(6)の始端とを転写基準位置に整合するリング体セット整合工程と、通常の非転写位置に保持される加熱転写ローラ(15)を図柄フィルム(F)の外側からセットローラ(12)にセットされているリング体(R)に対する転写位置にセットして、図柄表示部(6)の始端をリング体(R)外周に整合押圧する転写準備セット工程と、図柄フィルム(F)の定長給送とセットローラ(12)およびリング体(R)の回転そしてリング体(R)に対する加熱転写ローラ(15)の押圧回転の同調開始作動により、リング体(R)の外周に対して図柄表示部(6)の接着面(7)を加熱接着させながら同表示部(6)を母材(5)から剥離して整合転写する熱転写工程と、セットローラ(12)およびリング体(R)の1回転終了停止に適宜タイミングを合わせて加熱転写ローラ(15)を非転写位置に復帰待機する復帰工程と、前記母材(5)の巻取りに継続して引き出される図柄フィルム(F)の次の図柄表示部(6)の始端が、前記転写基準位置に整合した検出条件で同フィルム(F)の給送を終了停止して次期給送開始可能状態に待機保持するフィルム定長給送終了工程と、を有し、夫々の工程順に基いて1個ずつのリング体(R)に図柄を転写するように設定したことを特徴とする回転図柄表示体の図柄絵付け方法。
IPC (2件):
A63F 7/02 319 ,  B41M 5/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-283599
  • 特開昭56-144964

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