特許
J-GLOBAL ID:200903092831176005

改善された熱安定性及び色性を有するポリ臭化スチレン並びにその生成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-501668
公開番号(公開出願番号):特表2000-512328
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 2000年09月19日
要約:
【要約】ポリスチレンの主鎖のハロゲン化を抑制する添加剤が少なくとも約0.1重量%含むハロゲン化炭化水素溶媒で約5〜約20重量%のポリスチレンの反応物を含むポリスチレン反応物溶液を、触媒の存在においてポリスチレンの臭素化を行う前に前処理する。そして、ポリスチレンに架橋を生じさせることなく環を効果的に臭素化できるハロゲン化金属の臭素化触媒を溶液に添加する。そして、ポリスチレンの繰り返し単位1モルに対して約1から約3.4モルの臭素化剤を溶液に添加する。そして、ポリスチレンの反応物を臭素化剤と約-20°Cから約50°Cの反応温度で反応させてから、ポリ臭化スチレンを分離してポリスチレンの臭素化の際の主鎖のハロゲン化を抑制する。約750ppm未満の主鎖のハロゲン含有量を有し、約5ほどの低さのΔE色差を有するポリ臭化スチレンも提供する。
請求項(抜粋):
ポリスチレンの主鎖のハロゲン化を抑制する添加剤を少なくとも約0.1重量%含むハロゲン化炭化水素溶媒で約5〜約20重量%のポリスチレンの反応物を含むポリスチレン反応物溶液を、触媒の存在において前記ポリスチレンの臭素化を行う前に前処理し、 その後に、前記ポリスチレンに架橋を生じさせることなく環を効果的に臭素化できるハロゲン化金属の臭素化触媒を前記溶液に添加し、 前記ポリスチレンの繰り返し単位1モルに対して約1から約3.4モルの臭素化剤を前記溶液に添加し、 前記ポリスチレンを前記臭素化剤と約-20°Cから約50°Cの反応温度で反応させ、 そして、ポリ臭化スチレンを分離することを特徴とするポリスチレンの臭素化の際の主鎖のハロゲン化を抑制する方法。
IPC (2件):
C08F 8/20 ,  C08F 12/08
FI (2件):
C08F 8/20 ,  C08F 12/08
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭62-007764
  • 特開昭63-297461
  • 臭素化スチレンのポリマー
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-505334   出願人:グレート・レークス・ケミカル・コーポレーション
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