特許
J-GLOBAL ID:200903092835876486

水底面を這う浮泥の捕捉装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-010981
公開番号(公開出願番号):特開平6-220886
出願日: 1993年01月26日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 水底面を這う浮泥を捕捉して底質環境の悪化を防止する。【構成】 水底面Gに中空缶体2を設置する。該中空缶体2の前面上方部位に浮泥流入口3,3...を開穿して、水底面Gを這う浮泥粒子P,P...を該中空缶体2内に流入せしめる。該中空缶体2内部は沈降区画4と濾過膜5にて区分された排水区画6を有し、該濾過膜5にて固液分離され、該濾過膜5を通過した処理水は該排水区画6内に流入して外部へ排水される。更に、該濾過膜5に衝突した浮泥粒子P,P...はフロック化して大径となり、沈降区画4の内底部4a上に沈下する。更に、該沈降区画4に隣接して設けられている吸引区画8内に前記フロックM,M...が移行してポンプ等にて外部に排出される。又、上方部には従来の垂下型汚濁防止膜11を張設して水質濃度の低減を計る。
請求項(抜粋):
水底面に設置せられる中空缶体の内部に沈降区画が設けられると共に、該沈降区画の前面には浮泥流入口が開穿されて海底面を浮遊する浮泥が該浮泥流入口より該沈降区画内に流入できるように構成されると共に、該沈降区画の背面に濾過膜を張設し、該濾過膜の背後に排水区画を設けて前記濾過膜を通過した処理水を該排水区画を介して外部へ放出できるように構成し、更に、前記沈降区画に隣接して浮泥吸引区画を設け、前記濾過膜に衝突して該沈降区画の内底部に沈下したフロックを該浮泥吸引区画を介して外部へ排出するように構成したことを特徴とする水底面を這う浮泥の捕捉装置。
IPC (5件):
E02F 3/92 ,  B01D 35/02 ,  E02B 15/00 ,  B01D 21/24 ZAB ,  C02F 11/00 ZAB

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