特許
J-GLOBAL ID:200903092841604811

船舶用舵

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-193324
公開番号(公開出願番号):特開平5-039089
出願日: 1991年08月02日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】 高い揚力特性が得られ、保針性と針路安定性および旋回性に優れたマリナー型の船舶用舵を提供することを目的とする。【構成】 マリーナ型の船舶用舵において、軸受構造物4の中間部および上部舵板1aが船首尾方向後方に向って断面幅を徐々に増大して最大幅に達し、その後に徐々に断面幅を減じて最小幅に達し、その後に舵板1の後縁に至る船首尾方向の比較的短い間にわたって断面幅を徐々に増大する形状をなし、下部舵板1bの底面と上部舵板1aの頂面のそれぞれに、舵板の船首尾方向全長にわたって両舷側に張り出す底端板7および頂端板6を設け、かつ頂端板6は前部が舵板1の回転によって軸受構造物と干渉しないように形成した。
請求項(抜粋):
舵板を、頂部を支持する舵軸と船尾船殻から舵板の中央近辺まで下方に突出した軸受構造物とによって回転自在に支承し、舵板の上部舵板を前縁が前記軸受構造物の後縁の後方に位置するように形成し、前記舵板の下部舵板を前縁が前記軸受構造物の前縁と同一線上に位置するとともに、後縁が前記上部舵板の後縁と同一線上に位置するように形成した船舶用舵において、舵板は、舵の中立状態における軸受構造物とその後方に位置する舵板の上部舵板とを含む水平断面において、軸受構造物の前縁部が半円形をなすとともに、前縁部に連続する軸受構造物の中間部および上部舵板が船首尾方向後方に向って断面幅を徐々に増大して最大幅に達し、その後に徐々に断面幅を減じて最小幅に達し、その後に舵板の後縁に至る船首尾方向の比較的短い間にわたって断面幅を徐々に増大する形状をなし、舵板の下部舵板の水平断面において、下部舵板の前縁部が半円形をなすとともに、前縁部に連続する中間部が船首尾方向後方に向って断面幅を徐々に増大して最大幅に達し、その後に徐々に断面幅を減じて最小幅に達し、その後に舵板の後縁に至る船首尾方向の比較的短い間にわたって断面幅を徐々に増大する形状に形成したことを特徴とする船舶用舵。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭56-149293

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