特許
J-GLOBAL ID:200903092847600206

無線通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-227652
公開番号(公開出願番号):特開平8-098235
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、完全複信方式の無線通信網において同一通話チャネルを不特定多数の無線端末局や公衆網の加入者が共用してグループ内通話をも実行できる無線通信システムを提供することを目的とする。【構成】 無線基地局が共通制御回線を用いて通話要求をした無線端末局に対して空いている通話チャネルを割り当てる無線通信システムにおいて、複数の無線端末局のそれぞれは、受信信号有無検出器403により受信信号が無いと検出されている時に発言権要求スイッチ37がオンとされた時に発言権要求信号を発生回路412により発生して、無線基地局へ無線送信する。無線端末局は、発言可能状態を表示する表示器38と、自局宛ての発言許可信号を検出する発言許可信号検出器402と、発言許可信号が検出された時に表示器38により発言可能状態を表示させると共に、送信部を動作可能状態とする制御手段40を有する。
請求項(抜粋):
無線基地局に対して無線通信可能な複数の無線端末局のうち、任意の無線端末局が通話に際して該無線基地局に共通制御回線を用いてアクセスし、該無線基地局は該共通制御回線を用いて通話要求をした無線端末局に対して空いている通話チャネルを割り当てる無線通信システムにおいて、前記複数の無線端末局のそれぞれは、自局固有の番号と自局が属するグループを示す群番号とを記憶しており、通信しようとする相手無線端末局の該固有の番号を用いて若しくは前記群番号を用いて前記無線基地局に共通制御回線を用いてアクセスする手段と、該群番号を用いてアクセスした後に発言権を要求する発言権要求信号を前記無線基地局に対して送出する発言権要求信号送出手段と、該発言権獲得後に自局が属するグループの他のすべての無線端末局宛ての音声信号を送信する送信手段とを有し、前記無線基地局は、前記固有の番号を用いてアクセスされたときには、該固有の番号の相手無線端末局と発呼をした無線端末局のそれぞれに対して割り当てた通話チャネルを通知し、前記群番号を用いてアクセスされた時には、該群番号と同一の群番号を持つすべての無線端末局に対して割り当てた同一の通話チャネルを通知する通話チャネル通知手段と、該群番号を用いて通話開始されたグループ内通話時に同一グループの複数の前記無線端末局のうち発言権を有する無線端末局一局のみに発言許可信号を送出して発言権の管理を行う管理手段とを有することを特徴とする無線通信システム。

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