特許
J-GLOBAL ID:200903092849730140

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津田 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-114745
公開番号(公開出願番号):特開平5-312157
出願日: 1992年05月07日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 容積形油ポンプの往復運動をする作動体を利用してオルダム継手の往復運動に伴うアンバランス量を低減して振動の少ないスクロール圧縮機を提供すること。【構成】 駆動軸3の偏心軸部31に連動する偏心回転部43をもった可動スクロール42、該可動スクロール42の自転を阻止して固定スクロール41に対し旋回運動させる往復動可能なオルダム継手5、第1及び第2バランサ6、7及び偏心部82と、該偏心部82の径方向に往復動可能な作動体81とをもち、前記偏心部82の回転で前記作動体81を往復動させて容積を可変とした容積形油ポンプ8を設けている。前記作動体81の往復動方向を、前記オルダム継手5の往復動方向とほぼ同方向とし、かつ、前記偏心部82における偏心方向を、前記偏心軸部31の偏心方向と逆方向にして、前記作動体81を前記オルダム継手5と逆方向に移動させるようにし、このベーンの往復運動に伴うアンバランス量により前記オルダム継手5の往復運動に伴うアンバランス量を低減できるようにした。
請求項(抜粋):
ケーシング1の長さ方向一側にモータ2を、他側に、固定スクロール41及び駆動軸3の偏心軸部31に連動する偏心回転部43をもった可動スクロール42を内装すると共に、前記可動スクロール42の自転を阻止して前記可動スクロール42を前記固定スクロール41に対し旋回運動させるオルダム継手5を前記偏心軸部31の径方向に往復動可能に設けるー方、前記モータ2におけるロータ22の両側に第1及び第2バランサ6、7を設けると共に、前記駆動軸3の反スクロール側端部に、偏心部82と、該偏心部82の径方向に往復動可能な作動体81とをもち、前記偏心部82の回転で前記作動体81を往復動させて容積を可変とした容積形油ポンプ8を設けたスクロール圧縮機において、前記油ポンプ8における作動体81の往復動方向を、前記オルダム継手5の往復動方向とほぼ同方向とし、かつ、前記油ポンプ8の偏心部82における偏心方向を、前記偏心軸部31の偏心方向と逆方向にして、前記作動体81を前記オルダム継手5と逆方向に移動させるようにしていることを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (4件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 29/00 ,  F04C 29/02 311

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