特許
J-GLOBAL ID:200903092850839112

チルト機能付きロータリテーブル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-146820
公開番号(公開出願番号):特開平10-337627
出願日: 1997年06月04日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】小型化、割出し角度の高精度化及びコストパフォーマンスが高いチルト機能付きロータリテーブルを提供する。【解決手段】モータ24の回転を減速させる機構として遊星歯車26を含む減速ギア機構を使用し、遊星歯車26のキャリア26cの出力軸26e側をテーブルターン機構側に連結し、遊星歯車26のリングギア26dをテーブルチルト機構に連結する。また、テーブルターン機構及びテーブルチルト機構をそれぞれ拘束するハースカップリング38及び42を設置する。そして、ハースカップリング38によってテーブルターン機構を拘束することにより、モータ24の駆動力を遊星歯車26を介してテーブルチルト機構に伝達し、ハースカップリング42によってテーブルチルト機構を拘束することにより、モータ24の駆動力を遊星歯車26を介してテーブルターン機構に伝達する。
請求項(抜粋):
被加工物が搭載されるテーブルと、前記テーブルの上面と直交するターン軸と、該ターン軸と同軸上に配設された入力ギアとを有し、該入力ギアに駆動力が伝達されることにより前記テーブルをターン軸の回りに回転させるテーブルターン機構と、前記テーブルの上面と平行なチルト軸と、該チルト軸と同軸上に配設された入力ギアとを有し、該入力ギアに駆動力が伝達されることにより前記テーブルをチルト軸の回りに回動させるテーブルチルト機構と、モータと、前記モータからの駆動力を入力する遊星歯車を含み、該遊星歯車の第1の出力軸の駆動力を前記テーブルターン機構の入力ギアに伝達し、前記遊星歯車の第2の出力軸の駆動力を前記テーブルチルト機構の入力ギアに伝達する減速ギア機構と、前記テーブルターン機構の回転を拘束するターン拘束手段と、前記テーブルチルト機構の回動を拘束するチルト拘束手段と、を備え、前記テーブルターン機構及びテーブルチルト機構のうちのいずれか一方の拘束を解除することによって解除された機構側に、前記モータからの駆動力を前記減速ギア機構を介して伝達可能にしたことを特徴とするチルト機能付きロータリテーブル。
IPC (2件):
B23Q 5/34 520 ,  B23Q 1/25
FI (2件):
B23Q 5/34 520 F ,  B23Q 1/14 C

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