特許
J-GLOBAL ID:200903092856056527
ラジアルタイヤの成形装置及び成形方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-202108
公開番号(公開出願番号):特開平9-131805
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 タイヤ1本毎のコニシティを極力低減させたタイヤ群乃至或る一定の向きに所定の一様なコニシティ量を発生させるタイヤ群の製造を可能とするラジアルタイヤの成形装置及び成形方法を提供する。【解決手段】 成形ドラムに巻取った未加硫ベルト部材及び未加硫トレッドゴム部材の少なくとも一方の環状部材の端位置又は中央位置を検出するセンサと、センサの出力を受けて部材の偏り量及び偏り向きを演算する演算装置と、演算装置の出力を受けて部材のオフセットの量及び向きを算出する予測計算機と、この計算機の出力を受け環状部材を把持する搬送装置と成形ドラムとの係合位置に修正を施す制御装置とを有するコニシティ制御システムを備えるタイヤ成形装置により、修正位置にて搬送装置が環状部材を把持し、この部材を膨径グリーンケースに張合せる。
請求項(抜粋):
未加硫ベルト部材及び未加硫トレッドゴム部材の少なくとも一方の部材を巻取り、巻取った部材の両端部を互いに接合して環状部材を成形する回転自在な成形ドラムと、上記成形ドラムの回転軸心と同心で該軸心方向に摺動自在でかつ縮径自在であり、成形ドラム上の環状部材の外周面と係合可能な搬送装置と、該搬送装置を挟み成形ドラムと対向して上記軸心と同心に位置し、搬送装置とその内側で係合する回転自在で膨径可能なフォーマーリングと、上記搬送装置を成形ドラムとフォーマーリングとの間で往復移動させる駆動手段及び案内手段とを有するタイヤ成形基本装置及び上記成形ドラムの近傍に位置し、成形ドラム上の環状部材の両端縁位置を全周にわたり検出して位置信号を出力する一対のセンサと、該センサからの位置信号を入力し、予め定めた基準位置からの上記軸心方向偏り量及び偏りの向きを演算し、演算した結果を電気信号として出力する演算装置と、上記演算装置からの信号を受け、環状部材の偏り量及び偏りの向きから、予めインプットした部材の単位偏り量当りのコニシティであらわすコニシティ感度に基づき、製品タイヤのコニシティの向きを含む予測値を演算すると共に該予測値を所定の値に修正する軸心方向オフセットの量及び向きを算出する予測計算機と、予め定めた搬送装置と成形ドラムとの係合位置に対し予測計算機から入力したオフセットの向き及び量に相当する修正を施し、この修正の下で駆動装置による搬送装置の移動量を制御する制御装置とを有するコニシティ制御システムの組合せに成ることを特徴とするラジアルタイヤの成形装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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