特許
J-GLOBAL ID:200903092860631552

内積演算器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-025537
公開番号(公開出願番号):特開平8-221503
出願日: 1995年02月14日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】 回路規模や消費電力の増大がなく、精度の高い演算結果を得る。【構成】 n次元係数ベクトルの各係数の絶対値と比例する値のキャパシタンス容量値を作り出すキャパシターアレーと、それらのキャパシターにかける電圧値を制御するスイッチと、一つのオペアンプを用いた回路により、負係数に対応する入力電圧V’1〜V’nはオペアンプ31がフォロワー結合状態のときにキャパシターC’1〜C’nに接続し、正係数に対応する入力電圧V1〜Vmはオペアンプ31が反転増幅結合状態のときにキャパシターC1〜Cmに接続するような動作とすることにより、正負の係数が混合した係数ベクトルと入力電圧ベクトルの内積を可能にする。また、正係数に対応した入力電圧値をオペアンプ31に入力するタイミングに同期してオペアンプ31の入力側にキャパシターC0を介して基準電圧Vref成分を帰還させることで入力オフセットによる演算誤差の補正ができる。
請求項(抜粋):
n個の入力電圧値を成分とするn次元入力ベクトルと、符号付きのアナログ値係数n個で作られたn次元係数ベクトルとの内積値を計算する内積演算器において、演算増幅器と、該演算増幅器をフォロワー結合と反転増幅結合に切り替える帰還選択部と、該n次元係数ベクトルの各係数の絶対値と比例する値のキャパシタンス容量値を作り出して該演算増幅器に入力するキャパシターアレーと、該正係数に対応した入力電圧値は該演算増幅器が該フォロワー結合状態のときに該キャパシターアレーに接続させ、さらに、該負係数に対応した入力電圧値は該演算増幅器が該反転増幅結合状態のときに該キャパシターアレーに接続させるように制御する制御部とを有する内積演算器。
IPC (3件):
G06G 7/16 ,  G06G 7/14 ,  G06J 1/00
FI (3件):
G06G 7/16 W ,  G06G 7/14 J ,  G06J 1/00 F

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