特許
J-GLOBAL ID:200903092862083900

電動油圧ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-170682
公開番号(公開出願番号):特開平6-010840
出願日: 1992年06月29日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ポンプの吐き出し流体圧力及び流量のより良好な制御機構を備えた電動油圧ポンプを提供する。【構成】 速度センサー46及び圧力センサー56がモーター/ポンプユニット上に設けられ、対応するコマンド信号と比較するために、モーター速度及びポンプ吐出圧のそれぞれの関数としての電気信号が供給される。ポンプの速度センサー46はポンプの吸い込みインデューサに支持されて検出アセンブリ52とからなっている。これはポンプの角速度を示す周期的な信号をマイクロプロセッサ基調のポンプコントローラ54に供給する。ポンプの吐き出しポート28は圧力センサー56が連絡されており、ポンプの吐出圧力を示す信号をコントローラ54に供給している。ハウジング12には温度センサー58が坦持されており、モーター及びシリンダーブロックを取り囲んでいるケーシング圧力の油圧流体の温度を示すセンサー信号をコントローラ54へ供給している。
請求項(抜粋):
内部固定軸を有するハウジングと、前記ハウジング内で前記軸に回転可能に支持された少なくとも一つのシリンダーブロックと、前記シリンダーブロックに摺動可能に配置された少なくとも一つのピストンと、前記ハウジング内に設けられ前記少なくとも一つのピストンに係合して前記シリンダーブロック内での前記ピストンの押し退け容積を定めるヨークプレートと、前記シリンダーブロックに連結された前記ハウジング内の流体吸い込み手段及び吐き出し手段と、前記ハウジング内で前記シリンダーブロックに支持されてそれと共に回転する回転子及び前記ハウジング内に設けられ前記回転子を取り囲む固定子を含む電気モーターと、ポンプからの流体吐出圧力及び流量を制御する電子的制御手段とを含む電動油圧ポンプであって、前記電子的制御手段が、前記ハウジング上に設けられ、前記ポンプ及び前記モーターの動作特性を検知してその関数としての電子的センサー信号を供給する複数のセンサーを含み、前記複数のセンサーが、前記回転子の回転速度を検知してその関数としての速度信号を提供する速度センサーと、前記ポンプからの吐き出し流体の圧力を検知してその関数としての圧力信号を提供する圧力センサーと、前記ハウジング内にあって前記ポンプを通って流れる油圧流体の温度を検知する温度センサーとを含み、前記センサーの信号に応答して前記固定子に対する電力の印加を制御し、前記軸の回りでの前記回転子及び前記シリンダーブロックの回転速度を前記センサーの信号の関数として選択的に変化させ、それにより前記ポンプの有効押し退け容積を変化させて前記ポンプからの流体の圧力及び流量を制御する動力制御手段を備え、前記動力制御手段が、前記固定子に交流を印加する手段と、前記モーター及びポンプにおける所望の速度の関数としての速度コマンド信号を発生する手段と、前記速度信号を前記速度コマンド信号と比較する手段と、前記速度信号と前記速度コマンド信号の間の差の関数として前記固定子に印加される交流の周波数を変化させる手段と、前記ポンプからの所望の吐出圧力の関数としての圧力コマンド信号を発生する手段と、前記圧力信号を前記圧力コマンド信号と比較する手段と、前記圧力信号と前記圧力コマンド信号の間の差の関数として前記固定子に印加される交流の振幅を変化させる手段とを含み、前記速度コマンド信号を発生させる手段が、前記温度センサーに応答して前記流体の温度の関数として前記速度コマンド信号を変化させ、流体の温度の上昇につれてポンプ速度及びポンプの有効押し退け容積を増大させる手段を含む、電動油圧ポンプ。
IPC (2件):
F04B 49/00 331 ,  F04B 49/06 321
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-125579
  • 特開平1-125579
  • 特開昭57-163186

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