特許
J-GLOBAL ID:200903092866272473

内燃エンジンの可変バルブリフト機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-509354
公開番号(公開出願番号):特表平9-506402
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】エンジンの可変のバルブリフト量、ならびに可変の相および持続時間は、ロッカーアームまたはフィンガ従動子の枢動位置を変化させて達成される。ピボットシャフトおよびロッカーアームまたはフィンガ従動子は、前記ピボットシャフトに噛み合う係合歯を有する。ピボットシャフトは静止ラック歯を横断して転動し、カムリフト量に対するバルブリフト量の比を変化させる一方、ピボットシャフトの与えられた位置に関しては、カムまたはバルブスプリングがロッカーアームまたはフィンガ従動子に対して押圧して付与されるトルクのために、ピボットシャフトが回転することを阻止する。ピボットシャフトは軸受ブロック上に載置され、該軸受ブロックの動きは静止ラック歯と同じ形状の軸受ガイドで拘束される。ロッカーアームまたはフィンガ従動子のラック歯の形状は円筒形の一部を形成しており、その半径はカムおよびバルブの位置および角度で定められる。調整間隙はピボットシャフトの全ての位置で一定に保持されるか、またはピボットシャフトの位置によって変化される。ピボットシャフト軸受ガイドおよび静止ラック歯で描かれるピボットシャフトの移動経路は、円形とされるか、またはその円弧の近く、しかし全くその上に乗らない位置にされる。円筒形の経路を維持しつつ調整間隙を変化させる1つの手段は、ロッカーアームまたはフィンガ従動子のラック歯、および静止ラック歯および軸受ガイドを定める円の中心を偏心させることである。調整間隙とピボットシャフト位置との相関関係は制御された相および持続時間の変化を生じる。
請求項(抜粋):
カムシャフト上のカムに応答して内燃エンジンのバルブの開き範囲を変化させる装置であって、ラック歯を備えた本体を有するロッカーアームと、前記カムと接触するカム従動子と、前記バルブを開くように作動させるアクチュエータと、ロッカーアーム本体のラック歯と噛み合う1組のロッカーアーム係合歯を有するピボットシャフトとを含み、カム従動子がカムによって移動されるときにロッカーアームが前記ピボットシャフト上で揺動されてバルブを開閉するようになし、ピボットシャフトの位置はロッカーアーム係合歯のピボットシャフトの組がロッカーアーム本体のラック歯と係合されるときに調整されて、ロッカーアーム本体の揺動を調整し、これによりバルブの開き範囲を調整するようになす装置。
IPC (2件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 1/18
FI (2件):
F01L 13/00 301 J ,  F01L 1/18 F

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