特許
J-GLOBAL ID:200903092877220084

被覆に使用する水分散性アクリル変性ポリエステル樹脂及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-506988
公開番号(公開出願番号):特表平9-501712
出願日: 1994年08月01日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】エチレン性不飽和ビニルモノマーとポリエステルとの付加共重合によって製造される、スルホネート基を含有する水分散性アクリル変性ポリエステル樹脂が開示される。このポリエステルは、ジカルボン酸、グリコール、エチレン性不飽和モノマー及び少量のスルホモノマーでの重縮合反応によって製造される。このアクリル変性ポリエステルは、最初に重縮合条件下でポリエステルを製造し、続いてエチレン性不飽和ビニルモノマーの付加重合によって製造される。このアクリル変性ポリエステルは、ゼロ又は非常に少ない有機溶剤を有し、自動車仕上げ、電気器具及びコイル塗装で使用されるもののような優れた光沢、硬度、耐衝撃性及び耐水性を有する架橋された硬化エナメルを製造するために非常に有用である被覆組成物に形成することができる。
請求項(抜粋):
バルク又は溶液付加共重合生成物の部分、即ち、(I)20〜90重量%の、重縮合生成物の部分、即ち、 (a)スルホモノマーではない少なくとも1種の二官能性ジカルボン酸; (b)1〜20モル%の、芳香族核又は脂環式核に結合した少なくとも1種の金属スルホネート基又は窒素含有非金属スルホネート基、並びにヒドロキシル、カルボキシル及びアミノ基からなる群から選択される少なくとも1種の官能基を含有する少なくとも1種のスルホモノマー; (c)グリコール又はグリコールと2個の-NRH基を有するジアミンとの混合物から選択される少なくとも1種の二官能性反応剤、該グリコールは2個の-C(R1)2-OH基を含有する(但し、反応剤中のRは水素又は炭素数1〜6のアルキル基であり、反応剤中のR1は水素原子、炭素数1〜5のアルキル基又は炭素数6〜10のアリール基である); (d)1〜8モル%の、少なくとも1種のカルボキシル、ヒドロキシル、無水物又はエポキシ基を含有する少なくとも1種のエチレン性不飽和モノマー; (e)0〜40モル%の、1個の-C(R)2-OH 基を有するヒドロキシカルボン酸、1個の-NRH基を有するアミノカルボン酸、1個の-C(R)2-OH 基及び1個の-NRH基を有するアミノアルコール又はこれらの二官能性反応剤の混合物から選択される二官能性反応剤(但し、反応剤中のRは水素又は炭素数1〜6のアルキル基である);並びに (f)0〜40モル%の、少なくとも3個のヒドロキシル、カルボキシル及びこれらの混合物から選択される官能基を含有する多官能性反応剤(但し、多官能性反応剤の少なくとも一部には少なくとも3個のヒドロキシル基が含有されている)から製造されたポリエステル:(但し、全ての上記のモル%は、200 モル%に等しい全ての酸基、ヒドロキシル基及びアミノ基含有反応剤の合計基準であり、ポリマーにはEQ(酸)で割ったEQ(塩基)の値が0.5 〜2になるように、酸基含有反応剤(100 モル%酸)のヒドロキシル-及びアミノ基含有反応剤(100 モル%塩基)に対する比率が含まれる)、並びに(II)10〜80重量%の少なくとも1種のエチレン性不飽和ビニルモノマーから製造されたアクリル変性ポリエステルからなる水分散性架橋性樹脂組成物。
IPC (3件):
C08G 63/54 NPF ,  C08F299/04 MRT ,  C09D167/06 PEE
FI (3件):
C08G 63/54 NPF ,  C08F299/04 MRT ,  C09D167/06 PEE
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特許第4119680号

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