特許

J-GLOBAL ID：200903092882946832

塗料用硬化性組成物、及びそれを塗布してなる塗装物

発明者： 井上 正治 ,  中村 静悟 ,  櫛野 泰宏 ,  川口 広利 ,  南部 俊郎
出願人/特許権者： 鐘淵化学工業株式会社
代理人 (1件)： 蔦田 璋子 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-027912
公開番号（公開出願番号）：特開平8-218031
出願日： 1995年02月16日
公開日（公表日）： 1996年08月27日
要約：

【要約】【目的】 耐酸性、硬度、外観性に優れることはもとより、耐候性、リコート密着性等の塗膜物性のバランスに優れた塗料用硬化性組成物を提供すること。【構成】 加水分解性シリル基を分子中に少なくとも1個有し、シリコン当量が300 〜1,000 であり、かつアルコール性水酸基を同一分子中に有し、アルコール性水酸基当量が500 〜15,000であるビニル系共重合体(A1 )10〜99重量%と、加水分解性シリル基を分子中に少なくとも1個有し、シリコン当量が2,000〜15,000であり、かつアルコール性水酸基を同一分子中に有し、アルコール性水酸基当量が200 〜1,000 であるビニル系共重合体(A2 )1〜90%との混合物20〜100重量%(A)、加水分解性シリル基を持たない水酸基含有化合物0〜80重量部(B)、及び硬化触媒、(A)成分と(B)成分の合計固形分100重量部に対し、0.0001〜10重量部(C)とを配合した。

請求項（抜粋）：

(A)下記ビニル系共重合体(A1 )及びビニル系共重合体(A2 )の混合物20〜100重量部(A1 )主鎖が実質的にビニル系共重合体鎖からなり、主鎖末端及び/又は側鎖に下記一般式(1)で示される加水分解性シリル基を分子中に少なくとも1個有し、シリコン当量が300〜1,000であり、かつ、主鎖末端及び/又は側鎖にアルコール性水酸基を同一分子中に有し、アルコール性水酸基当量が500〜15,000であるビニル系共重合体10〜99重量%【化1】(式中、R1 、R2 は水素原子または炭素数1〜10のアルキル基、アリール基およびアラルキル基よりなる群から選ばれた1価の炭化水素基、aは0、1または2を示す)、(A2 )主鎖が実質的にビニル系共重合体鎖からなり、主鎖末端及び/又は側鎖に下記一般式(2)で示される加水分解性シリル基を分子中に少なくとも1個有し、シリコン当量が2,000〜15,000であり、かつ、主鎖末端及び/又は側鎖にアルコール性水酸基を同一分子中に有し、アルコール性水酸基当量が200〜1,000であるビニル系共重合体1〜90重量%【化2】(式中、R3 、R4 は水素原子または炭素数1〜10のアルキル基、アリール基およびアラルキル基よりなる群から選ばれた1価の炭化水素基、bは0、1または2を示す)(B)加水分解性シリル基を持たない水酸基含有化合物0〜80重量部(C)硬化触媒を、前記(A)成分と(B)成分の合計固形分100重量部に対し、0.0001〜10重量部配合したことを特徴とする塗料用硬化性組成物。

IPC (4件)：

C09D143/04 PGL ,  C09D157/06 PDP ,  C09D157/10 PDJ ,  C09D201/10 PDE

FI (4件)：

C09D143/04 PGL ,  C09D157/06 PDP ,  C09D157/10 PDJ ,  C09D201/10 PDE

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 塗料用硬化性組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-286139   出願人：鐘淵化学工業株式会社
• 熱硬化性樹脂組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-036605   出願人：鐘淵化学工業株式会社