特許
J-GLOBAL ID:200903092888710326

座標入力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-001557
公開番号(公開出願番号):特開平7-210301
出願日: 1994年01月12日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】2つの振動モードで振動が伝達することに起因する振動検出の不安定さを克服し、安定した座標入力可能な装置を提供する。【構成】振動伝達板上を伝播してセンサにより検出された振動は、その包絡線が2つの閾値レベルα,βと比較される。包絡線が閾値を越えた部分をゲートとするが、2つのゲートができた場合には、大きな閾値についてできたゲートを採用する。このゲート期間中に、検出された振動のゼロクロス点を検出してその点を振動の到達時刻とし、振動源とセンサとの距離を求め、それから位置座標を算出する。このため、不要な振動の成分を検出することがなく、高精度な座標検出が可能となる。
請求項(抜粋):
振動源より振動伝達板に入力された振動を検出し、検出された振動に基づいて前記振動源の位置の座標を算出してそれを入力座標とする座標入力装置であって、前記振動伝達板に伝達された振動を検知して信号を出力する検知手段と、前記検知手段により出力される信号と互いに異なる複数の閾値とを比較し、前記信号が前記閾値を越える部分のうち、より大きな閾値に対する部分をゲート信号として生成するゲート信号生成手段と、前記ゲート信号期間中に、前記検知手段により出力された信号に基づいて前記振動源からの振動伝達時間を計測する計測手段と、該計測手段により計測される振動伝達時間に基づいて、前記振動源の位置の座標を算出する算出手段と、を備えることを特徴とする座標入力装置。

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