特許
J-GLOBAL ID:200903092888899658

能動型騒音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-238257
公開番号(公開出願番号):特開平5-073074
出願日: 1991年09月18日
公開日(公表日): 1993年03月26日
要約:
【要約】【目的】 騒音源の周波数特性変化にかかわらずピークのない平坦な消音特性を発揮することができる能動型騒音制御装置を提供する。【構成】 イグニッションスイッチをオン状態としているエンジン回転状態で、エンジン回転数を算出し(ステップS3)、このエンジン回転数をもとに目標値記憶テーブルを参照して残留騒音レベルの目標値Tを算出し(ステップS4)、この目標値と現在の残留騒音レベルE即ち各残留騒音検出値e1 〜e3 の自乗和Eとの音圧誤差εを求め(ステップS5,S6)、この音圧誤差εをもとに収束係数記憶テーブルを参照して収束係数αを設定し(ステップS7)、この収束係数αを用いて最急降下法であるLMSアルゴリズムにより適応ディジタルフィルタ処理のフィルタ係数Wmiを算出して制御音源であるラウドスピーカの出力を決定する(ステップS8〜S11)。
請求項(抜粋):
騒音源の騒音発生状態に応じた基準信号を発生する基準信号発生手段と、該基準信号発生手段の基準信号が適応フィルタ手段でフィルタ処理されて入力される制御音源と、観測位置の残留騒音を検出する残留騒音検出手段と、前記基準信号発生手段の基準信号と残留騒音検出手段の残留騒音検出値とに基づいて収束係数を用いた最急降下法によって前記適応フィルタ処理のフィルタ係数を更新するフィルタ係数更新手段とを備えた能動型騒音制御装置において、前記騒音源の周波数特性を検出する周波数特性検出手段と、該周波数特性検出手段の周波数特性検出値に基づいて残留騒音レベルの目標値を算出する目標値算出手段と、該目標値算出手段で算出された目標値と前記残留騒音検出手段で検出された残留騒音レベルとの音圧誤差を算出する音圧誤差検出手段と、少なくとも前記音圧誤差が零から設定値に達するまでの間音圧誤差の増加に応じて前記収束係数を増加させる収束係数設定手段とを備えたことを特徴とする能動型騒音制御装置。
IPC (2件):
G10K 11/16 ,  B60R 11/02

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