特許
J-GLOBAL ID:200903092896159086
多段式ロータリダンパ及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
千田 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-085079
公開番号(公開出願番号):特開平5-179858
出願日: 1992年03月09日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 部品点数を減らし、製造容易にする。【構成】 可動板5を回転軸4と共に回転軸4周囲に一体的に固定形成する。固定板6として回転軸4の径以上の幅で切り欠かれた切欠き部と、外周囲に突設された外筒体係合用の突片6bとを有するものを用意し、該回転軸4の側方から該切欠き部に回転軸4を通過させて可動板5間に装填する。その後、該固定板6の外筒体係合用の突片6bが係合するように、内周面の軸方向に沿って形成された溝部を有する外筒体2を、固定板6周囲に外挿する。これにより、従来のように、可動板5と固定板6とを交互に配設していく必要がない。
請求項(抜粋):
少なくとも一端が開口する外筒体と、該外筒体から少なくとも一端が突出するように配設された回転軸と、外筒体内において該回転軸とともに回転軸周囲に固定されて回転可能に配設された複数枚の可動板と、回転軸の直径以上の径で形成された回転軸挿通用の挿通孔を有するとともに、該回転軸の周囲に可動板と交互に配設される固定板と、該可動板と固定板との対向面間に介在された粘性液体と、前記外筒体の開口部にはめ付けられる蓋部材と、を有して構成される多段式ロータリダンパにおいて、前記回転軸と可動板とが一体的に形成され、かつ前記固定板が外周部から内周部にわたり前記回転軸の径以上の幅で切り欠かられた切欠き部を有し、該回転軸の側方から該切り欠き部に回転軸を通過させて可動板間に装填されていることを特徴とする多段式ロータリダンパ。
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