特許
J-GLOBAL ID:200903092907050677

粉末スプレ-コ-ティング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-312697
公開番号(公開出願番号):特開平11-239741
出願日: 1998年11月04日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 搬送空気および補給空気およびこれらの比率の微小変化の微細制御を可能にすることにより、粉末コーティングの効率および品位を改善することにある。【解決手段】 多量の搬送空気流を調節するときに、補給空気流が所定比率で減少するように(およびこの逆も同様)、全空気流(6、14)を搬送空気流(54、57、70)および補給空気流(56、84、86)に調節可能に分流する空気分流器(16)と、搬送空気流によりコーティング粉末を吸引しかつ空気圧で搬送するインジェクタ(76)と、空気/粉末経路(76、82)内への補給空気取入れ口(89)とを有する粉末スプレーコーティング装置。
請求項(抜粋):
大きな搬送補給空気流を設定したときに補給空気流を所定比率で減少させるためおよびこの逆を行なうため、全空気経路(6、14)の全空気流を、搬送空気経路(54、57、70)の搬送空気流および補給空気経路(56、84、86)の補給空気流に調節可能に分流するための空気分流器(16)と、搬送空気流によりコーティング粉末を吸引しかつ空気圧で搬送すべく、ベンチュリ原理に基づいて作動する真空ゾーン(74)を備えたインジェクタ(76)と、空気/粉末経路(76、82)とを有し、搬送空気は、これが吸引した粉末を空気/粉末経路(76、82)を通して搬送し、空気/粉末経路内の補給空気経路の補給空気取入れ口(89)を更に有する粉末スプレーコーティング装置において、空気分流器(16)は、ベアリング(38)内に回転可能に支持された2つの軸部分(34、36)からなり、搬送空気経路(54、57、70)および補給空気経路(56、84、86)の各々が、2つの軸部分(34、36)のうちの一方の軸部分の少なくとも1つのチャンネル(40、42)および該チャンネルを覆うベアリング面(39)により形成された少なくとも1つの絞りダクトを備え、チャンネル(40、42)は軸の周方向に延びており、各チャンネルの断面は、チャンネル始点(41、43)からチャンネル終点(45、47)に至るまで単調に小さくなり、これらのチャンネルは、ベアリング面(39)と協働してますます大きくなる流れ抵抗を形成し、全空気経路(6、12、14)はチャンネル始点(41、43)に連結され、ベアリング面(39)内の搬送空気経路のチャンネル(40)の上方に搬送空気用排出孔(54)が設けられかつベアリング面(39)内の搬送空気経路のチャンネル(42)の上方に補給空気用排出孔(56)が設けられており、各排出孔は、チャンネル長さの非常に短い部分のみに形成され、各排出孔は軸部分(34、36)の回転位置に基づいて、関連するチャンネルの異なる部分と一致し、これにより各チャンネルが可変微調節可能な流れ抵抗をもつ流れ絞りを形成することを特徴とする粉末スプレーコーティング装置。
IPC (2件):
B05B 7/14 ,  B05C 11/10
FI (2件):
B05B 7/14 ,  B05C 11/10

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