特許
J-GLOBAL ID:200903092907940508

Mo系廃触媒からの有価金属の回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-022818
公開番号(公開出願番号):特開2001-214223
出願日: 2000年01月31日
公開日(公表日): 2001年08月07日
要約:
【要約】【課題】 簡単に投棄することも保管することもできないMo系廃触媒を、その中に含まれる有価金属を単に回収することができるだけでなく、触媒担体であるAl2O3をも有効に活用できるようにする、Mo系廃触媒から有価金属を回収する新規な方法を提供する。【解決手段】 Mo系廃触媒を酸化焙焼し、Moの他に少なくともNi, CoおよびVを含む酸化焙焼物を得る第1工程;上記酸化焙焼物に対し、Mo、NiおよびCoの酸化物を金属にまで還元するのに必要な化学的当量の50〜120 %相当の金属Siまたは/および金属Alを、添加して加熱還元することにより、Mo-Ni系合金等とCaO-Al2O3系スラグとを回収する第2工程;前記CaO-Al2O3系スラグに対し、このスラグ中に含まれるVの酸化物を金属にまで還元するのに必要な化学的当量以上の金属Siまたは/および金属Alを、添加して加熱還元することにより、V-Si系合金またはV-Al系合金とCaO-Al2O3系スラグとを回収する第3工程;を経る有価金属の回収方法。
請求項(抜粋):
Al2O3を担体とするMo系廃触媒から該触媒中に含まれる有価金属を分離回収する方法において、下記第1〜第3各工程:Mo系廃触媒を酸化焙焼し、Moの他に少なくともNi, CoおよびVを含む酸化焙焼物を得る第1工程;上記酸化焙焼物に対し、Mo、NiおよびCoの酸化物を金属にまで還元するのに必要な化学的当量の50〜120 %相当の金属Siまたは/および金属Alを添加し、加熱還元して溶解することにより、Mo-Ni系合金もしくはMo-Co系合金またはMo-Ni-Co系合金とCaO-Al2O3系スラグとを分離してそれぞれを回収する第2工程;前記CaO-Al2O3系スラグに対し、このスラグ中に含まれるVの酸化物を金属にまで還元するのに必要な化学的当量以上の金属Siまたは/および金属Alを添加し、加熱還元して溶解することにより、V-Si系合金またはV-Al系合金とCaO-Al2O3系スラグとを分離してそれぞれを回収する第3工程;を経る処理を行うことを特徴とするMo系廃触媒からの有価金属の回収方法。
IPC (10件):
C22B 7/00 ,  B09B 3/00 ,  C22B 1/00 601 ,  C22B 1/02 ,  C22B 5/04 ,  C22B 7/04 ,  C22B 9/05 ,  C22B 23/02 ,  C22B 34/34 ,  C22B 9/10 101
FI (11件):
C22B 7/00 B ,  C22B 1/00 601 ,  C22B 1/02 ,  C22B 5/04 ,  C22B 7/04 A ,  C22B 9/05 ,  C22B 23/02 ,  C22B 34/34 ,  C22B 9/10 101 ,  B09B 3/00 303 B ,  B09B 3/00 304 L
Fターム (25件):
4D004AA47 ,  4D004AB03 ,  4D004AC05 ,  4D004BA05 ,  4D004CA30 ,  4D004CA36 ,  4D004CA37 ,  4D004CC11 ,  4D004DA03 ,  4D004DA20 ,  4K001AA02 ,  4K001AA07 ,  4K001AA17 ,  4K001AA19 ,  4K001AA23 ,  4K001AA28 ,  4K001BA22 ,  4K001CA15 ,  4K001DA05 ,  4K001EA03 ,  4K001EA04 ,  4K001HA02 ,  4K001HA03 ,  4K001JA01 ,  4K001JA02

前のページに戻る