特許
J-GLOBAL ID:200903092909917180

アナログ・デジタル変換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-221354
公開番号(公開出願番号):特開平7-079161
出願日: 1993年09月06日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 複数個のプリ・アンプ,ラッチド・コンパレータ等を備えたアナログ・デジタル変換器において、素子数、消費電力、チップ面積を削減する。【構成】 ラッチド・コンパレータLCで、一つのプリ・アンプPAの非反転電圧信号と他のプリ・アンプの反転電圧信号のうち高い方と、相補的出力電圧の平衡点に相当する参照電圧とを比較してラッチする構成とする。ラッチド・コンパレータLCを3入力型とする場合には、ラッチド・コンパレータLCに直接プリ・アンプの2つの相補的出力及び参照電圧を入力する構成とする。これにより、排他的論理和ゲートを全て省略でき、素子数,チップ面積等を削減し得る。一のプリ・アンプの非反転出力と他のプリ・アンプの反転出力とのOR演算を行うOR回路を配設して、ラッチド・コンパレータLCを、参照電圧とOR回路の出力とを受ける通常の2入力型とすると、信頼性の高い高速演算ができる。
請求項(抜粋):
一方の入力部が共通のアナログ信号を受け、もう一方の入力部が順次所定の電圧差で設定された基準電圧信号を受けて、相補的な非反転電圧信号と反転電圧信号とを発生するように構成された複数個のプリ・アンプと、該プリ・アンプの出力を受ける複数個のラッチド・コンパレータと、該ラッチド・コンパレータのデジタル出力に基づいてコーディングを行うコーディング手段とを備えたアナログ・デジタル変換器であって、上記プリ・アンプの相補的出力電圧の平衡点に相当する参照電圧信号を発生する参照電圧発生回路を備えるとともに、上記ラッチド・コンパレータのうち少なくとも一群のラッチド・コンパレータは、上記複数個のプリ・アンプのうち一のプリ・アンプからの非反転電圧信号と他のプリ・アンプからの反転電圧信号と上記参照電圧発生回路からの参照電圧信号とが入力される3つの入力部を有し、上記非反転出力電圧及び反転出力電圧のうち高電位側の電圧と上記参照電圧とを比較しラッチするように構成されていることを特徴とするアナログ・デジタル変換器。

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