特許
J-GLOBAL ID:200903092910601331

ブロックできる骨板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-614900
公開番号(公開出願番号):特表2002-542875
出願日: 2000年05月03日
公開日(公表日): 2002年12月17日
要約:
【要約】ブロックできる骨板(1)は、ウェブを介してそれぞれがつながっている複数の板部材を形成している。ネジ穴は、少なくともいくつかの板部材に設けられ、好ましくは各々の板部材に設けられる。ネジ穴は板の上部表面にある皿穴によって取り囲まれる。ネジ穴の内部には、ネジ穴の壁上を半径の周方向および水平方向に部分的に走っている谷の輪郭とピークの輪郭が形成されている。かみ合い輪郭(8)は、好ましくはミリングによって形成され、例えば、尖るか、丸みをおびるか、台形かまたはのこぎり歯状の輪郭を有している。ブロッキングねじ山(92)は、ブロッキングを意図したネジ(9)のネジ頭(90)の下に設けられている。ネジ(9)がねじ込まれているとき、ブロッキングねじ山(92)はかみ合い輪郭(8)とかみ合っている。その特別な利点はネジが弛まないような強い安定性であり、またネジ(9)を傾いた状態で板(1)を通して差し込むことができる可能性である。更に、板の縦軸において円の弧の形状を有して、特に人間の下顎の使用で曲げを少なくし、いっそう理想的な方法で骨に適合することができる骨板が提案されている。
請求項(抜粋):
a)くびれたようなウェブ(3)を介して互いに連結されると共に、曲がっていない状態で板平面(Y)にある複数の板部材(2)と、 b)少なくともいくらかの上記板部材(2)にあるネジ穴(4)と、 c)骨板(1,1’)を固定するために上記ネジ穴(4)を通して差し込まれる骨ネジ(9)とを備え、 d)上記各骨ネジ(9)は、直径が大きくなっているネジ頭(90)、この下に位置しているブロッキングねじ山(92)およびネジの軸部(93)の上に少なくとも部分的に延びている骨ねじ山(94)を備え、上記骨ねじ山は上記ネジ頭(90)よりも小さな断面積における直径を有しており、 e)上記骨ネジ(9)に設けられている上記ブロッキングねじ山(92)によって上記骨板(1,1’)をブロッキングするために、上記各ネジ穴(4)の内側には、かみ合い輪郭(8)が設けられており、 f)上記かみ合い輪郭(8)は谷の輪郭(80)と隣接するピークの輪郭(81)から成り、上記谷の輪郭(80)と上記ピークの輪郭(81)は少なくとも実質的に水平に配置されると共に上記ネジ穴(4)の壁上を部分的に周方向に延びており、そして、上記板平面(Y)に関して、ある1つの谷の輪郭(80)と次の谷の輪郭(80)との間およびある1つのピークの輪郭(81)と次のピークの輪郭(81)との間にねじ山の意味において方向づけられていないということを特徴とするブロックできる骨板(1,1’)。
Fターム (3件):
4C060LL14 ,  4C060LL15 ,  4C060MM24

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