特許
J-GLOBAL ID:200903092918979848

繊維ウェブを製造する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中平 治
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-571061
公開番号(公開出願番号):特表2005-518482
出願日: 2003年02月15日
公開日(公表日): 2005年06月23日
要約:
結合剤(11)により硬化可能な繊維ウェブ(20)から成形部品を製造する際、公知の方法では、成形部品の危険な輪郭範囲に輪郭の狂いが生じる。これは、特に輪郭(26)が強い湾曲を持つ所又は輪郭高さが著しく増大する所に起こる。成形工具が閉じられている方法段階において、個々に即ち少なくとも危険な輪郭範囲において負圧を繊維ウェブ(20)へ及ぼすと、輪郭の確かな製造が行われる。それにより繊維ウェブの内部に封入されていた空気が吸い出され(37)、成形工具(25,26)の輪郭への繊維群の輪郭に忠実な配置を行う。この状態で冷却又は硬化の際成形部品の輪郭に忠実な形成が行われる。
請求項(抜粋):
結合剤(11)及び加圧により硬化を可能な繊維ウェブ(10,20)から成形部品(30)を製造する方法であって、 なるべく熱可塑性結合剤(11)を備えた繊維ウェブがまず製造され、熱的及び/又は機械的に一次加工品(10)となるように予備硬化されて、よく取扱われるようにし、 それから一次加工品(10)が、結合剤(11)の可塑化するまで加熱(16)を受け、閉じられる際所望の成形部品の母型を生じる空所を形成する少なくとも2つの工具部分から成る加圧成形工具(21,22)へ入れられ、そこで加圧され、 それから一次加工品(10,20)の繊維(12)の間にある中間塑性の結合剤(11)の冷部及び/又は硬化により、所望の輪郭(31)を持つ硬化した成形部品(30)が生じ、 成形部品(30)が、その輪郭の強い湾曲(34)及び/又は著しく増大する輪郭高さ(35)を持つ危険な輪郭範囲(32,33)を持っている ものにおいて 成形工具(21,22)が閉じられる方法段階において、少なくとも危険な輪郭範囲(32,33)において個々に、成形工具(21,22)に包囲されている一次加工品(10,20)へ負圧(37)が及ぼされ、それにより繊維ウェブ内部に封入されている空気が吸い出される(37) ことを特徴とする、成形部品の製造方法。
IPC (2件):
D04H1/72 ,  D04H1/54
FI (2件):
D04H1/72 B ,  D04H1/54 P
Fターム (4件):
4L047BA09 ,  4L047BA13 ,  4L047EA10 ,  4L047EA22
引用特許:
審査官引用 (9件)
全件表示

前のページに戻る