特許
J-GLOBAL ID:200903092931650995

湿式工程により製作された有機半導体装置及び有機電界発光装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 憲一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-568938
公開番号(公開出願番号):特表2005-518079
出願日: 2003年02月13日
公開日(公表日): 2005年06月16日
要約:
本発明は、有機薄膜を製作する場合において、常温で異なる揮発性及び異なる有機化合物溶解度を持つ少なくとも2つの有機溶媒を含む混合溶媒に、少なくとも2つの有機半導体化合物を溶解することにより得られた複合溶液を使用して、湿式法にて有機半導体薄膜を製造する方法を提供する。溶媒の揮発速度及び有機化合物の溶解度の差のため、有機化合物は順次揮発する溶媒の組成によって連続的に析出される。よって、連続的に析出された多重層(又は無境界多重層)を持つ有機半導体薄膜が製造され、ここで、有機層間に相違な有機化合物が共存する、特に、少なくとも2つの有機EL材料を含む複合溶液が使用され、有機材料が陽極上で正孔注入〜正孔輸送〜発光〜電子輸送〜電子注入層の順に析出されるように制御することで、有機EL装置を形成する。
請求項(抜粋):
少なくとも2つの有機化合物を、揮発性が異なると共に、前記有機化合物の溶解度が異なる少なくとも2つの有機溶媒を含む混合有機溶媒に、溶解することにより得られた複合溶液を使用して、湿式製膜工程により形成された、連続的な無境界多層構造を持つ有機半導体薄膜;及び、 前記薄膜に電圧を印加するための複数の電極を含む有機半導体装置。
IPC (2件):
H05B33/14 ,  H05B33/10
FI (2件):
H05B33/14 A ,  H05B33/10
Fターム (6件):
3K007AB03 ,  3K007AB17 ,  3K007AB18 ,  3K007BA06 ,  3K007DB03 ,  3K007FA01
引用特許:
審査官引用 (2件)

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