特許
J-GLOBAL ID:200903092937696300

非再生無線中継局で発生した干渉信号の補償方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-242575
公開番号(公開出願番号):特開平6-069845
出願日: 1992年08月20日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】 無線中継局を非再生中継局とし、非再生中継局で相加される干渉雑音を、再生無線局で一括して補償する干渉補償方法を提供することを目的とする。【構成】 無線送信局は複数システムを多重化して送出する。無線中継局は非再生中継局(139)で、無線周波数の受信信号を受信ローカル信号を用いて中間周波数帯に変換し増幅・利得調整した後、再び送信ローカル信号を用いて無線周波数帯に変換して送出する。各システムの中継装置は共通の基準周波数発振器(111)から駆動されて前記送受信ローカル信号を供給する位相同期発振器(113,116,123,126)を有し、中継装置内の送受信ローカル信号はローカル同期がとられている。再生無線局は非再生中継局で発生した干渉雑音を波形等化器と交差偏波干渉補償器により一括して補償する。
請求項(抜粋):
複数システムの変調装置を備えた送信無線局と、該変調装置に対応した復調装置、波形等化器および交差偏波干渉補償器とを有する再生無線局と、前記送信無線局と前記再生無線局との間に少なくともひとつの非再生中継局とを有し、該非再生中継局に備えた非再生中継装置には受信信号を各システム毎に中間周波数に変換する受信周波数変換器と伝搬路によるレベル変動を補正する自動利得増幅器と所要送信周波数に変換する送信周波数変換器と所要の送信レベルに増幅する送信増幅器とを具備するハイブリッド中継方式において、前記各非再生装置に基準周波数発振器と、該基準周波数発振器の出力信号を入力し、各システムの所要送受信ローカル信号を生成する位相同期発振器を有し、該位相同期発振器の出力信号を送受信周波数変換器に供給し各システム間のローカル同期を図る手段と、前記再生無線局において前記非再生中継局で発生した干渉雑音の相加を前記波形等化器と前記交差偏波干渉補償器により一括して補償する手段と、を備えたことを特徴とする非再生無線中継局で発生した干渉信号の補償方法。

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