特許
J-GLOBAL ID:200903092947203891

容器内に保持された流体製造物を給仕するためのディスペンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-529028
公開番号(公開出願番号):特表平11-502799
出願日: 1996年04月01日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】容器(コンテナ:2)からの液体を注ぎ移し替えるためのディスペンサ(1)は、この容器に対するアタッチメント部(6)及び、通常は円筒形状の注ぎ部(13)を伴なう固定部(コンポーネント:3)と、その内部に設けられた側面の液体流出口(14)と注ぎ部(13)に密着し切抜き部(24)を伴なう通常は円筒形状の閉包部(スカート:21)を含む可動部(コンポーネント:4)と、この可動部(4)を握り操作するための頭部(22,23)とを含んでいる。不正操作防止帯(26)は固定部(3)に対応する可動部(4)の第1軸の位置を規定し、側面の複数の液体流出口等(14,24)がこれら2つの部分において互いに整列されず、また、スナップ手段(18,25)は上記固定部に対応する上記可動部の第2軸の位置を規定し、側面の複数の液体流出口等(14,24)が可動部(4)の回転によりこれら2つの部分において互いに整列される。
請求項(抜粋):
容器(コンテナ)(2)内に保持された液体製造物を給仕又は移し替えするためのディスペンサであって、 該ディスペンサは、 通常は円筒形状の注ぎ部(13)によって前記容器の外部に向かって延長され、その2つの軸終端において開口し、1つの液体流出口(14)により穴開けされたアタッチメント部(6)から構成された固定部(3)と、 前記固定部の前記注ぎ部(13)に密着し、横の1つの液体流出口により穴開けされ、通常は円筒形状であり、その内部の軸終端において開口され、その外部の軸終端において閉口されて成る閉包部(21)と、 前記固定部(3)における軸上の移動および回転が可能なように、前記可動部(4)が握られ外部から操作可能なように搭載された頭部(22,23)と、から構成された可動部(4)と、 を含み、 前記固定部(3)および前記可動部(4)は、 側面の複数の液体流出口(14,24)がこれら2つの部位において互いに整列され得ないように軸的にオフセットされ、前記固定部(3)に対応する前記可動部(4)の第1軸位置を規定する手段(11,不正操作防止帯26,29,30,31)と、 前記可動部(4)の回転によって、側面の複数の液体流出口(14,24)がこれら2つの部位において互いに整列され得るように、前記固定部に対応する前記可動部の第2軸位置を規定する手段(18,25)と、 を含んで成り、 前記可動部(4)の前記第1軸位置は、前記可動部(4)がすべて前記固定部(3)の中に押し入れられる位置に在り、一方、前記第2軸位置は、前記固定部(3)から引き抜かれた前記可動部(4)の中の位置に在り、 前記可動部(4)の前記第1軸位置は、1つの不正操作防止帯(26)によって規定され、この帯が切り取られるまで前記可動部(4)の頭部(トップ)に付着して成り、 前記可動部(4)の前記第2軸位置は、所定のスナップ・ファースン手段(18,25)によって規定されることにより、前記第2軸位置において前記可動部(4)の回転を許容するように設計されて成ることを特徴とする、容器内に保持された液体製造物を給仕するためのディスペンサ。

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